Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


コーヒー


少し早く起きた休日に
パジャマを着たままでコーヒーを飲む
あなただったら豆からひいて
おしゃれに入れてくれたけど
私にはインスタントがちょうどいい


おはようと言ってコーヒーを飲んで
心が温かくなる
あなたがいなくなってから
豆から作ってみたけど
やっぱり駄目ね


でも捨てられない
あなたの愛の証だもの
いつもゴリゴリと音がしていた
その音で目が覚めた
それさえあればよかった


これは持っていかなかったのね
なぜだろう
私が使うようにと?
できると思ったのか
そうね 毎朝見ていたもの


置き土産はとっておこう
たまにはゴリゴリさせながら
いつか離れるかもしれない
そんな時にあなたがいれば
おいしいコーヒーを入れてあげるのに


いい香りがする部屋の中
帰ってきてねって言ったけど
空気のように出て行ったあなたは
もう戻りはしない
たとえコーヒーを入れるためにも




















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2019/06/07 15:06
masatoさん
お母様もコーヒーがお好きだったんですね。
私はゴリゴリはしたことはないんですけど、やってみたいですね。
おしゃれなお母様ですね。
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2019/06/07 15:00
セカンドさん
夜道にぽつりとたったコーヒーショップ。
真夜中で誰もいない。
無口な二人に時だけがくゆらす。

コーヒーは香りも主人公になりそうですね。
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2019/06/06 13:04
コーヒーは毎朝飲んでてとても身近な飲み物です。
この詩、とっても感動しました〜...。
実家にいた頃は母がゴリゴリ挽いて淹れてました。なんだか懐かしくなりました(*^o^*)
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2019/06/06 01:00
コーヒーはよく小説の中にも出てきますよね
どちらかというと大人のムード、感覚で・・・

どちらかというとモノトーンの感じの部屋で
だぶついた男物のパジャマを着ているイメージが浮かびます

眩しい朝の光
豆を挽く音

そして漂うコーヒーの香り

全てが思い出というカプセルの中に
ワンセットとして残っている




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