Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


一本の傘


きれいに晴れ渡った今日
雨の季節の小休止
傘はなくても大丈夫
早歩きの人もなぜか軽い足音
そう こんな日もあっていい


あなたが忘れた傘が一本
置き忘れられて愛から残されて
寂しげな傘が一本
自分の涙で濡れてしまいそうな
そんな傘が一本


あの頃は雨が多かったね
お気に入りの傘を買ってくれたね
二人で一本の傘をさしたね
愛し合っていたのにね
どこからはみ出したのかな


傘の花が咲く頃
高いカフェから下をのぞく
夏の日暮れは遅くて
窓辺であなたを思い出すけど
そうね 何があったのか


あなたの部屋に残した私の傘が一本
もう捨てられてしまったのか
それが愛の終わりだろうか
そうかもしれない
私にはまだわからないけれど


咲きたかったに違いない
どちらの傘も
そのために生まれてきた
ごめんねというしかないから
せめて大切にとっておく


いつか捨てる日が来るだろう
愛する人に巡り合えた時 それとも
あなたを忘れて一つ大人になった時
大好きだったあなたとのことに
ピリオドが打てた時






アバター
2019/06/18 08:01
残念でしたね。
カルピスが良かったのかな?
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2019/06/17 20:29
こんばんは・・
ブログコメント「ありがとう!」
しかし今日は、差し入れがありませんでした。
アバター
2019/06/17 08:59
フロマージューさん
あらま、大丈夫だったんですか?
最近は大雨の被害が多くて、被害も多い感じですね。
アバター
2019/06/17 08:57
セカンドさん
セカンドさんの詩は、いつもしっぽりしていますね。
その雰囲気、大好きです。
アバター
2019/06/13 04:23
おはよ~
傘と言えば・・・昨日の集中豪雨が愛知県瀬戸市(我が街)に・・
TVにユースにも取上がりました。
アバター
2019/06/13 00:28
二つの傘が
並んで歩くことはもう無い

今は傘立てのすみに一本だけ
寂しげに佇んでいる

それぞれの愛が
見つかるまで・・・



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