Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


見知らぬ愛


これまでの二人はどうだったろう
手をつないで 肩寄せ合って
そうして歩いてきた
何の不思議もなく
なんの非難もなく


あなたがいなくなることは知っていた
お父様が亡くなったことも
あなたが長男だということも
だから都会に背を向ける
そんなあなたに涙した


ついていきたい
でもできない
迷惑になるかもしれない
今は何も言わないあなた
その本心が知りたい


社会は変わった
電車の一乗りで都会につく
だけどあなたは来ないだろう
都会に未練はないから
未練を残したくないから


私も未練の一つだろうか
思い出は残さず
疑いには目もくれず
美しかった記憶には
羽をつけて飛ばし


さようなら あなた
私も未練から去ろう
浸っていたいけど
あなたは望まない
だから捨て去ろう


いつか出会う日があっても
きっと目を合わせるだけで
知らぬ顔ですれ違うのだろう
それが唯一の
愛の証だから









アバター
2019/06/20 09:10
セカンドさん
言の葉は飛んでいく
白い翼で青い空へ

最後に残すとすれば
ポトリと落ちた赤い箱に

アバター
2019/06/20 01:56
遠い記憶となるよりも
今のときめきを大切にしたい

ポストに入れた白い封筒
これが最後かも知れない言の葉を伝える為に



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