[SI194]大富豪同心
- カテゴリ:テレビ
- 2019/06/18 16:34:08
大富豪同心 第6回「卯之吉子守唄!」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、荒海の家の前に卯之吉の子供だという赤ん坊が捨てられており、その子が卯之吉が調べている腕に竜の彫り物がある男の死体が川に捨てられていた事件と関わってくるというお話でした。
前もって書いておくと、今回もまた富豪らしいところは一切なし!
主人公が見習いから同心に格上げになったことを嫌がっていること以外は、普通の捕物帳でしたw
卯之吉は心当たりがありすぎるのか、自分の隠し子かもしれないということはあえて否定せず。
しかし母親の兼(かね)という女が現れてからは、その女を知らないことから、どうやら自分の子ではないことに確信を持ったようですw
兼は上州を根城にしていたヤクザの神竜一家の元親分の女で、赤ん坊はその元親分との間に出来た子でしたが、元親分が死に、新しい親分は江戸で一旗挙げようと、子分や兼を連れて江戸に出てました。
しかし兼は赤ん坊が生まれたことで、今までの悪事を反省し一家を抜けようと、元親分の隠し財産の在り処を赤ん坊の肌着に描いてあると、子分の1人を騙し、2人で足抜けしようとしたのですが、それがバレてその子分が殺され川に投げ込まれ、ついた嘘を本気にした神竜一家に追われることとなり、江戸で評判の腕利き同心である卯之吉の子ということにして、卯之吉の協力者である荒海の家の前に赤ん坊を捨てたと白状しました。
分かってみれば実に単純な話で、その後の解決法もいつもと同じように、卯之吉が気絶している間に荒海一家や美鈴たち、そしてひょんなことから手伝うことになった水谷らが片付けましたw
荒海は目の前で卯之吉が戦っているところを見たことがないのに、何故剣豪だと信じているのだろう…
卯之吉の私生活の方も少し慌しく、卯之吉の過去に興味を持った美鈴が、菊野に聞きに行き、菊野は卯之吉が昔両親に捨てられたと教え、卯之吉は美鈴に出て行ってほしいと言い、美鈴は涙ながらに断りました。
不思議なのは、三国屋の跡取りであるはずの卯之吉が、何故両親に捨てられたかってことです。
よくあるパターンですと、金に汚い三国屋に呆れた息子もしくは娘が、恋人と手に手を取って駆け落ち、しかし息子に貧乏な暮らしをさせるのが忍びなく、三国屋に返したってことかなと考えてます。
その際、借金で首が回らなくなった両親が心中してたりしたら、よりドラマチックですね。
さてこの想像がどのくらい当たってるか…w