[SI195]やじ×きた
- カテゴリ:テレビ
- 2019/06/19 17:11:20
やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛 BSテレ東 土曜夜9時~
第十一話「流し目遊女の誘惑」(京)
今回は、京都で弥次喜多が小袖頭巾という女剣士に遭遇し、彼女の仇討ちを助けるというお話でした。
弥次と別行動で祇園に向かった喜多は、途中で小袖頭巾に遭遇、一目惚れしてしまいます。
一方の弥次は、白鷺という島原一の女郎を買おうとするのですが、すんでのところで肘うちを食らって、追い出されてしまったのに、何故か金は戻ってきていました。
その話を聞いた喜多は、小袖頭巾も肘うちをしていたことから、その白鷺が小袖頭巾と推理。
確かめるために郭に行った喜多は、結局気絶させられてしまい、陰陽見廻り組に利用されることに。
弥次は罠にはめられそうになった小袖頭巾を助けたことから、すっかり信用されてしまいます。
小袖頭巾の本名は茜と言い、昔町奉行だった父が不正を働いたという濡れ衣で捕まり、牢の中で陰陽師の倉橋という男に呪い殺されたと言うのです。
その倉橋が、陰陽見廻り組を仕切る公家でした。
茜といいムードになった弥次は、張り切りすぎてぎっくり腰になってしまい、倉橋に操られた喜多にさらわれた茜を助けに行こうにも行けず、奉行所に助けを求めます。
捕まった茜は、倉橋から真実を聞かされます。
茜の父は、現奉行が不正を働いていたのに気づいたため、つかまったのだと。
そして茜の世話をしていた茂平という男こそ、実は現奉行の回し者であることに、茜は気づきます。
しかしそこに弥次に頼まれ倉橋と茜をなきものにしようと駆けつけた奉行とその一行が。
弥次はぎっくり腰、茜は剣の腕が立つとはいえ多勢に無勢では分が悪い。
倉橋はここで、操っていた喜多の力を最大に引き出し、喜多は奉行所の手の者を一掃しますw
倉橋が使っているのは、陰陽道というか催眠術ですよねw
倉橋、最後はいい人になっちゃったけど、陰陽見廻り組はどっちかってと小悪党なのになw
最後は倉橋が茂平に陰陽道を使い、全部吐かせたところ、茜の父はまだ生きていることが分かり、お家再興の悲願がかなうことになりそう、というところで終わりました。
疑問に思ったのは、島原に売られて女郎として働いていた女性が、家が再興したからといって、武家の娘に簡単に戻ることができるのかどうかです。
あと、今回は珍しく弥次が茜と非常にいいムードになったのに、弥次が簡単にあきらめてしまったのが、らしくないと思いましたね。