[SI199]大富豪同心
- カテゴリ:テレビ
- 2019/06/25 22:43:08
大富豪同心 第7回「一万両の長屋!」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、村田と因縁のある夜霧ノ治郎兵衛一党という盗賊団が江戸に舞い戻ってきた事件と、長屋の大家で荒物屋でもある和泉屋太吉という男が殺された事件が関わってくるという話でした。
太吉は実は夜霧の一党の仲間で、5年前に盗み貯めた1万両の番人でもありました。
治郎兵衛はその1万両で、空いた札差の権利を買おうとしていたのですが、治郎兵衛が江戸に戻る前に一味の女が太吉に接触、1万両の在り処を聞き出そうとしたのですが、何かのトラブルが発生したのか、太吉は郊外で殺されてしまったのです。
しかしどうやらその女も1万両の隠し場所がまだ分かっていない様子。
太吉の殺しのお調べに乗り出した(と言うかなすりつけられた)卯之吉は、太吉が大家をしていた長屋は店賃が格安な上、ある時払いの催促なしという、貧乏人にとっては願ってもない好条件の長屋で、その大家の権利が太吉の借金のカタとして取り上げられそうになっていることを知ります。
他人の手に大家の権利が渡れば、今まで通りにはいかないと、住人たちは戦々恐々としており、何より太吉の娘が酷く落ち込んでいたので、卯之吉はこっそり財布から18両を取り出します。
今回の富豪っぽいところはここだけですw
普段から18両も持ち歩く同心て、普通はいませんよねw
話の流れから、恐らく金は長屋の下に隠されているのではないかと思ったところ、やっぱりその通りで、盗賊たちは長屋に火を点けて金を奪おうとします。
三国屋の跡取りとして治郎兵衛が卯之吉をさらおうとしたり、その時捕まった盗賊から治郎兵衛の居場所が分かり、村田が本懐を遂げたりと、いろいろありましたが、卯之吉も金の在り処に気づいて長屋に駆けつけ、すんでのところで火付けを止め、残党を一掃しました。
まぁ彼はいつものようにただ突っ立ったまま気絶してただけなんですけどw
このシーンはいつ見ても笑ってしまいますね。
その後、源之丞が美鈴に求婚し、卯之吉に了承を求めましたが、卯之吉は自分には関わりがないと、つれない態度をとって美鈴が悲しむというシーンがありました。
しかし源之丞は大名の三男、そう勝手に結婚はできないと思うんですけどねぇ。
部屋住みである大名の三男の一番の仕事は婿入り。
結婚なんぞしては、元も子もありません。
大名である父親も家臣も婿入りさせるのをあきらめて、一生部屋住みの身分なら、正式とはいかないまでも、外に妾くらい持つことはできるかもしれませんけどね。