Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


愛を捨てた日


あの日もこんな日だった
あなたがこの浜辺にいたのは
その目は遠くを見ていた
かすかに吹く風に前髪を揺らしながら
丸くなった背をしていた


どうしたの
何があったの
私の知るべきではないけど
あなたの背中が泣いているようで
声もかけられなかった


私も同じ
愛を捨てに来たの
長すぎた愛が一つ
宙に舞うようで
そっと飛ばしに来たの


人のいない浜辺
一人きりだと思ったのに
先にあなたがいた
深い悲しみに
砕けた感情を捨てに


抱いてあげたくなった
その悲しみに満ちた背中を
知らない人だけど
あなたのことはよくわかる
こちらを振り向いてほしい


さよならをしたのね
愛を失ったのね
でもまた愛する人と来られるわ
その時を信じて
背中を抱いてあげる


かすかに吹く風が
少しづつ強くなってくる
私も風に髪をなびかせて
あなたにさよならをするわ
誰とも知らないあなたに

















アバター
2019/07/17 13:56
てつやさん、いつもありがとう^^
アバター
2019/07/13 02:31
自らの姿を映す
それは幻

潮騒が
やさしく慰めてくれる

アバター
2019/07/12 20:44
切ないポエムだね。



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