Nicotto Town



京アニ放火殺人事件で考える防犯の難しさ

あらゆる悪意を想定して身を守るなんて相当難しい。どんなにセキュリティが厳重だったとしても、突破されてしまうことはある。強固な鎧で身を包んでいたとしても水に沈めてしまえば弱い。結局どこかしらに弱点が残る。

犯行当時、京都アニメーションは来客のためにセキュリティを解除していたらしい。セキュリティが強固だったからこそ解除する必要があったのだろう。それを容疑者に知られていたとしたら、弱点を突かれたことになる。

だから、最善の防犯とは何かと言ったら常時セキュリティの状態とか、常時警備・SP・ボディガードがいるとかになる。何が起こるかわからないから、攻めより守りが難しい。

犯罪予告が来ていたのだから危機意識は高かったはずだし、ハイテクなセキュリティだったのだろうとは思う。それなのにガソリンという原始的な手段で過去最悪の放火事件が起きてしまうのは、それほど悪意が強力だったということ。不思議でかつ当然である。

小学校の頃、避難訓練で毎回「自分の命は自分で守る」と教わった。完璧な安全が存在しない限りは、自分で守るという意識は常に持っておくべきだろう。





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