神の輿にて癒されむ。
- カテゴリ:日記
- 2019/07/21 17:01:47
多くの方同様、ワタクシもここ数日憂鬱に過ごしておりました。
文字化すら躊躇う狂行、関係者全てが愚鈍に見える芸能界の醜聞……
けっきょく、何も言うべきではないと思い、余計陰惨たる内面を抱えることに。
極右より排他的な管理統制社会を夢想し、
極左より過激な既存権威への破壊衝動を持て余す。
そんな自分の内なる叫びが喧しく、ウンザリしてくる。
菩提寺は浄土真宗大谷派なのだが、親鸞上人に文句をいいたくもなる。
『善人なおもて往生を遂ぐ いわんや悪人をや』
……やはりおかしい。悪は隔離し排除するしか方策はないだろうが?
『路傍のピクニック』の序にある詩の一節にも不快を覚えてしまう。
『きみは悪から善を作るべきだ それしか方法がないのだから』
いやいやいや、相対論で語ってるだけでしょ、欺瞞だよ、と思いたくなる。
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国政、地方、どちらの選挙にも、ほぼ全て足を運んでおります。
(参政権は権利だそうですが、ワタクシは義務でもあると信じてますので)
さて、本日も行ってまいりました。その道すがら。
各町内会のハッピを来た老若男女があちこちに。お、お祭りっすね。
投票と買物を終えた後、再びスクーターに跨りウロチョロした。
蒸し暑く小雨も降る中、子供神輿も大人のも、あちこちでワッショイだ。
誘導棒を持って交通整理に汗をかいてる年配者に頭を下げる。
道交法がどうだろうと、地元の神様がお乗りになってる乗物なんだから、
文句言うヤツが非常識だ。歩行者も車もバイクもみな止まれ。
スクーターを脇に停めて降り、交差点をゆっくり進むお神輿を眺め、
手拍子や掛け声にも参加すると笑顔が浮かぶ。違う町内会だけどお構いなし。
お神輿の後姿に一礼し、また別のお神輿を探しにいく。
十基以上に参加してきた。飽きて神社でタコ焼き買って帰ってきたら……
あら不思議、気鬱がかなり軽減している。おお、神様アリガトー。
前述した腹立ちも収まり、親鸞上人とロバートPウォーレンに謝ることにした。
ダウナー喰らって動けない方、ご近所でワッショイが聞こえたら、
サンダルつっかけお神輿追いかけ、手拍子と掛け声を手伝ってはいかがかしら。
あのね、やっぱり神様があの上に乗ってらっしゃると思うんすよ。なんとなく。