Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


根室は霧に包まれています。


現在、根室にいます。
根室は、濃霧に包まれています。
寒ぅ~。

宿のご主人に、
今日は霧だから寒いんですか、それとも北だから寒いんですか
と聞いたら、
「北だからでしょう。今日は暖かい方です」
とのこと。

確かに週間天気予報を見ると、
札幌では30度を超えるのに、
釧路や根室は、高くても28度程度。


さて今日は、札幌と旭川の中間にある滝川駅から、
始発電車に乗って、
日本の東端、根室に向かいました。

根室本線の起点は、この滝川駅。
ここから根室本線の終点・根室駅までの443キロ(営業キロ)を
10時間かけて、青春18切符で走破したわけです。

朝5時49分に滝川駅を出発。
終点の東鹿越から代行バスに乗って、
十勝平野の西に位置する新得に出ます。

この東鹿越から新得までは、
2016年夏の豪雨で、
根室本線が不通になっていて、
この区間が、結局復旧されないまま、
廃線になってしまうようです。

まあ、滝川から東鹿越の間、
朝の時間帯だというのに、
学校が夏休みに入ったせいか、
1両編成でもボックスシートを一人で使うことができます。

東鹿越の隣駅・幾寅は、
映画『ぽっぽや』がロケをした駅でもあったのですね。

駅前には、ロケのセットが残っているのですが、
この駅に鉄道が走らなくなって、すでに3年。
そして、このままバス路線になってしまうようです。

勝狩峠の峠越えは、濃い霧。
十勝平野に降りてくると霧は晴れましたが、
どんよりとした空模様。

新得から再び鉄道に乗り、
帯広で釧路行きに乗り換えて、
十勝平野を東へ進んでいきます。
日差しがあれば、美しい風景なのでしょうが、
ずっと曇り空なので、鮮やかさがありません。

十勝平野は、連続テレビ小説『なつぞら』の舞台でもあるので、
どこもかしこも『なつぞら』のポスターだらけ。
すれちがう特急の外側にまでラッピングしています。

おおお~、今頃、気がつきましたが、
普通列車の天井に扇風機が…。

つまり、冷房がついてないのです。
暑ければ、窓を開けろ、
扇風機を回せ、ということなのでしょう。

そして、窓を見ると、二重窓になっています。
冬の寒さ対策なのでしょう。

釧路で、今度は根室行きに乗り換え…。
なぜか、根室行き一両編成の車両は、
『ルパン三世』のラッピング。
どうして、ルパン?

釧路近くから根室までは、
海岸沿いを走るところもあるので、
晴れていれば、海がきれいなのでしょうが、
やはり、太平洋沿岸部も濃い霧に覆われています。

霧に覆われた海や厚岸湖は、
幻想的とも言えますが、
ちょっと残念。

根室に15時56分に到着。
ごくろうさまでした。

それにしても、根室駅、小さい~。
根室の街も、閑散としています。

北海道の街は、どこも道幅が広いのですが、
地方都市は大抵、車が走っていないので、
街全体が眠っているような感じです。

とりあえず、予約しておいた民宿に荷物をおいて、
根室漁港にあがる魚を食べさせてくれる
回転寿司を食べに行きます。

花咲ガニの鉄砲汁。
時鮭、活ホッキ貝、真イカなど、
ここで食べるべきものを食べて、
明日は、納沙布岬にある日本最東端の食堂で、
朝からサンマのどんぶりを食べる予定です。

さて、今日は疲れたから、早く寝ます。


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2019/07/27 21:11
>うとうとさん

はい、青春18切符をフル活用しています。
今日は、納沙布岬を巡った後、
釧路に戻り、釧路のゲストハウスで、
このコメントを書いています。
アバター
2019/07/27 08:45
例によって、地図を片手に旅のお供をしております^^
すごい距離ですね。 お疲れさまでした。



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