今日は、職場のおっさん3人と20代の若者3人で富士山に登る予定をしていたが、台風のために中止になった。深夜、出発する予定だったが、中止になったので熟睡していたら、一匹の蚊に安眠を妨害された。

人差し指がかゆいなと思ったら、太ももがチクリとした。明かりをつけて、犯人の捜索活動を行った。天井に潜伏していたところを発見したが、逃走されてしまった。懸命な捜索活動により仕留めたが、かゆさも重なり睡眠不足になってしまった。

ジョギングに出かけると暑くて、ウィンドブレーカーの中がぐっしょりになる。お風呂でのんびりしようと、3時間入ったら疲れ果ててしまった。もう、何もしたくないと、夕飯は簡単にカレーにした。

初めて日本にカレーのレシピが紹介されたのは、明治5年に出版された「西洋料理指南」。「カレーの製法は、みじん切りのネギ、ショウガ、ニンニクをバターで炒めて水を加え、鶏、えび、鯛、牡蠣、赤ガエルなどを入れて煮、カレー粉を入れて煮込んだら、塩と小麦粉の水溶きを加える。」と書かれていた。

明治19年には、東京のフランス料理屋「風月堂」がライスカレーを提供、大正12年には、現在のエスビー食品の前身の「日賀志屋」が、苦節3年、日本人による日本人のためのカレー粉を発売する。

昭和38年には、ハウス食品が「バーモンドカレー」を発売する。今夜は、バーモンドカレーの甘口を使った。

カレーにじゃが芋を入れるべきか入れないべきか論争が時々起こるけど、日本人はスパイスや辛味になれていなかった。それで、辛味が舌に直接あたらないように、野菜を煮込んだり、トロミで辛味成分をつつみ直接舌にあたらないようにしていた。

スパイスにも慣れ、激辛も楽しむことができるようになった今では、インドカレーやスープカレーも人気が出てきた。スープカレー屋さんの一番のお勧めはPicante。http://www.picante.jp/

今日は土曜の丑の日なので、「うなどうふ」も作った。水切りした豆腐を切り餅のように切り、片面に焼きのりを貼る。片栗粉をまぶして、ごま油で焼き、かば焼きのタレをからめる。お子様には喜ばれると思います。

疲労を感じていたが、スイカを食べたら元気が出てきた。身体に、すっと水分が吸収されているような気がする。夏は、うなぎよりスイカである。