Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


湿原を快走する釧網本線、越すに越えられぬ石北本線


7月28日(日)

釧路のゲストハウスを5時半に出発。

ちなみに前日の土曜日は、釧路港のフィッシャーマンズ・エリアで
霧フェスティバルが行われていました。
道東のこの時期は、霧がかかるのが当たり前。
その霧に、レーザービームを投影するイベントですが、
しかし、ねらいは曖昧になりつつあり、
まあ、若者たちの縁日&鈴木亜美コンサートという感じでした。
うーーん。

私は、まず釧路駅の側にある和商市場で、
おまかせ海鮮丼を堪能。
この市場では、まず丼に御飯を買って、

  私は寿司飯の220円どんぶりを買って、

そこに市場で売っている、
時鮭、オヒョウ、ソイ、ホッケ、イカ等、
この土地ならでは、素材を選んで、+約1000円。

市場の真ん中にフードコートのように食事ができる場所がありますので、
そこで、お手盛り海鮮丼を食べます。



さて、翌朝、早くに宿を出発し、
まずは、釧網本線で網走に向かいます。
霧が晴れて、今日は快晴! やったー!

ですが、この釧網本線は、
日本で屈指の風光明媚な路線。

まずは、釧路湿原の中を走って行くのですが、
早朝の釧路湿原…、う、うつくしい~。
湿原のうねる川沿いを列車は、
時速80キロぐらいで、ずんずん走って行きますが、
イベント列車のノロッコ号だと、
もっとゆっくり走ってくれるみたいです。

しかし、乗客は10人に満たない…。
この日は日曜日だから、高校生の利用が少ないということもありますが、
でも、釧路湿原の中に高校があるわけはなし。
釧網本線も、廃止の検討対象であることは間違いないです。

釧路湿原を抜けると、釧網本線は、
屈斜路湖と摩周湖の間の原生林を走り、
  とはいえ、屈斜路湖も摩周湖も列車からは見えませんが、
その後、オホーツク海側の斜里に向けて降りていきます。

右手に百名山の斜里岳を眺めながら、
ああ~、ここもいつか登りたいなあ~と思いつつ、
北海道の山は、未だに登ったことがありません。

そして、斜里知床の駅を出た後、
釧網本線は、オホーツク海沿岸を走って行きます。

右手に海、左手に原生湿原という、
なかなか風光明媚なところを、
スピーディに駆け抜けます。

網走駅に到着。
ここで1時間ほど、乗り継ぎのための待ち時間があります。
なので、網走の中心街まで歩いてみましたが、
しかし、この街も、人の気配がない…。



さて、今度は石北本線に乗って
網走から旭川まで向かいます。

まずは、途中の遠軽まで2時間半程度の旅。
途中、北見などを通りますが…、

あああ~、繰り返しになりますが、
今日は日曜日ですし、
北海道も今は夏休みなので、
高校生の利用が部活程度に限られるのは
仕方がないのですが、
乗客がいない。

釧網本線も石北本線も廃止の検討対象なのは仕方ないと思いますが、
ううう~ん。

遠軽から、次に旭川行きの普通列車へ。
石北本線で遠軽から上川まで抜けることができる列車は、
普通列車で一日三本、特急が四本。

青春18切符利用者には、
この区間は、越すに越されぬ大井川並みです。
しかも、遠軽から上川までの間、
距離にして70キロ程度、
中間駅が三つしかないのですが、
2時間もかかるのです。

特に白滝駅から上川までの間が約1時間。
この間、駅がないのに、
なんでこれだけ時間がかかるのかと言えば、
谷沿いの急勾配急カーブの線路を、
時速30~40キロ程度で、
えっちらこっちら登っていくので
確かにこれは1時間かかるわ…。

スイッチバックこそありませんが、
箱根登山鉄道並の遅さです。
ちなみに石北本線を走る特急も、
この区間は時速50キロ程度で走っているらしく、
これでは特急というよりも、
停まらない普通列車ですね。

峠のトンネルを越えて下降し始め、
ようやく上川駅に出たら、
今度はここで30分停車。

駅前に出てみれば、
高梨沙羅、勢藤優花の幟が。
ああ、ここが彼女たちの出身地なのね。

高梨沙羅の実家はセブンイレブンということなので、
駅から近ければ、何か買っていってもいいかなと思ったのですが、
駅前の案内地図を見ると、結構遠い。
車で訪れるセブンイレブンなのでしょう。

ここからは時速80キロぐらいで快調に走って、
1時間強ぐらいで旭川に到着。

ホテルにチェックインした後、
コインランドリーで洗濯。

その間、旭川ラーメンを食べ、
乾燥機に移し替えて、
駅前のイベントスペースで開かれていた、
野外ビアガーデンみたいなところで、
ビールと丘珠ホルモンを食べて、
時間を潰します。
ああ~、オヤジな時間の過ごし方だ…。

明日は、稚内に向かいます。

アバター
2019/08/02 08:12
>ソルトさん

でも、この長時間、
普通列車に乗っていても退屈することがない
かなりの鉄子でないと、
この旅はむずかしいと思います。
アバター
2019/08/01 21:43
お帰りなさい。
列車の旅ものんびりして良さそうです。
私も一緒に旅に行っているような、北海道楽しかった‥って気持になりました(^^)。



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