そろそろお盆。

私の人としてのお墓にはお参りする事は出来ません。
何故ならば...被災地だからです。
人が壊した環境に人が健全と入るにはどれ程の月日が必要でしょうか？
といっても　風に乗り普通に遠くへ遠くへと放射能の汚染は降り注いでいます。
そして　こんなことが起きても私は放射能を嫌う事はありません。

何故ならば　本来は医療に貢献して欲しいとされたものを人が人のエゴにより
戦争に使われたり　其れが望んだ在り方とは違う在り方へとも使われ続けたからです

人は神様のように様々な生き物を生み落とす事は出来ません。
其の人が唯一産み落とした？ものは放射能の核のような人工的な存在。
故に其れは人が管理するべく人の子ともいえると思っています。

夏ならば　青臭い匂いが鼻先に触れ　鳶が丸く円を描いて空を飛び　何故か畑の中に
狐の巣穴がありそこから子ぎつねの声が聞こえたり
小さな小川を這うように歩きながらこちらの視線に気が付いて振り向くオコジョ
人食い沼にいつも留まる三匹の小さな青蛇
何よりも黄金の稲穂達が揺れて眩し過ぎる風景
人の作った道を歩く牛とおじいさん　皆　今は夢。

私の人ではない方のお盆。ペット霊園。
焼いて貰っていつも頂くのは爪。それをカプセルに入れて貰い大事にしまっておく...のに
5匹の悪魔が取り出すので本気起りが始まります。←首輪も撮ってあるのを遊ばれて激おこ

私の本気怒りは　猫のコミュに通じる様にというか　虐待か？と思われるかもしれないレベルかも。

悪さしたらその場で即捕まえ首に噛みつき振り回す←4キロ越えの猫は辛い
猫も本能で本気で戦う姿勢で来るので最早傷だらけになるのを覚悟でこちらも
転がしてお腹が見える時を狙って首を捕まえ兎に角噛み続ける

その後目を合わせてきたらずっとガン見する←本来決してしてはいけません。
反省している態度を見せても　無視。ご飯お水トイレそうしたものはするけれど
名も呼びません。

すると　廻りの猫達も誰がこのコミュでボスなのか認識している分
普段はボス？で居るはずの猫でも　私の怒りの対象となった場合は　他の猫達も
其の猫に近寄りません。

究極の苛めではないか？となるかもしれませんが野生だったら野良だったらどうでしょうか？飼い猫だから許される？それは違う。

甘やかすのは誰でも出来る。憎まれるのは誰もが嫌う。が　憎まれるくらいまでしなければ本当の想いは届かない。

ある程度の日数を経て　許して名を呼ぶと　項垂れていたその子は物凄い勢いで走ってきて飛びついて離れません。コミュでの関係ははっきりさせる。

其の必要が在るのは今居る5匹くらいでしょう

お盆に帰ってくる子等は其処までするほどの悪戯はしたことが無かった。
余りにも賢すぎて自分の病で痛いのに苦しいのに訴える事もせずに亡くなった
腎臓病の子。

病が発覚する数週間前から急に私の首に抱き着いて二本足で立ったまましばらく
過ごす癖をしていたあの子は　喉の癌で特殊な呼吸器が無ければ生きられない程
だった。家ではスポーツ選手が使う酸素ボンベ？を使用していたけれど
人間の判断での安楽死をするべきか迷う理由になった　初めて助けてと
啼いてしがみ付かれた時　私は出来なかった。安楽死という選択を

皆　其の命が尽きるぎりぎりまで共に過ごす事を選んでくれたのだと思う。

もし　故郷が今も人が入れる程に健在だったならば　蛍となり戻ってきてくれていたかもしれない　私が蛍を見に行くのを知って。

そんな沢山の夢の痕をなぞりながら　私は今も気丈に生きる。
其れが残されたものが引き継ぐものだから。

という事で　今度の土曜日はペット霊園だけでも行かねば！