いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2019/08/12 17:09:19
いだてん~東京オリムピック噺~ 第30回「黄金狂時代」
NHK 日曜夜8時~
▼実感放送
今回は、いよいよロサンゼルスオリンピックの水泳種目が始まり、
田畑率いる日本チームが活躍するも、裏でいろいろアクシデントが起きていたというお話でした。
まずは最初の種目、100m自由形。
こちらは難なく宮崎康二が金メダルをゲット。
全種目制覇を目指す日本チームに勢いをつけます。
その裏ではNHKの河西アナウンサーたちが、観客が減るという理由で実況中継を拒否され、
仕方なく試合の模様を記録し、それを元に後からあたかも試合の実況をしているが如く
番組を作って日本で流すという、「実感放送」という苦肉の策を編み出しますw
皆が皆、会場に来れるわけではないのに、当時の運営はアホだったんかいな。
ていうか、この時代にすでにアメリカからラジオの生放送ができる技術があった
ということにちょっとびっくりですけどね。
今でこそオリンピックはほぼ生中継しておりますが、そういえば私がまだ子供の頃は、
時差により変な時間に行われるオリンピックの生中継って、あまりしてなかったような気がします。
今ほど通信技術が発達していなかったからなのか、オリンピックの運営が
そういう風潮だったのか、国民の関心が今ひとつだったのかは定かではありませんが。
その実感放送では、スタジオで選手たちが泳ぐまねをしたり、田畑が持ち込んだタライの水で
水音を出したりして臨場感を出してましたが、今考えると試合が終わった選手に
そんなことをさせるなんて、酷い話ですw
いろいろと緩い時代だったんですなぁ。
前畑の試合は次回ですが、あの有名な河西アナによる前畑の試合の放送も、
実感放送だったということでしょうか…。
▼胃腸カタル
2種目目の800mリレーにて、とんでもないことが発覚してしまいます。
800mリレーのアンカーとして期待され、400m自由形では大本命とされていた大横田が、
腹が痛いと騒ぎ出してしまったのです。
実は開会式の頃から腹の調子を崩していた大横田。
あれ、そういえば開会式の映像ありませんでしたねw
大横田は出場を取り消されるのがイヤで、普通に練習に出たり、田畑が松澤に内緒で
スタミナをつけるために選手たちにこっそりご馳走した牛鍋をもりもり食ったりしたため、
すぐに静養しとけば何とかなったかもしれないのに、悪化の一途をたどってしまったんですな。
医師の診断は胃腸カタル。
酷い急性胃腸炎みたいなものです。
800mリレーでは別の選手を出すことで何とか金メダルをとることができましたが、
400m自由形では銅メダルに終わりました。
あれだけ体調不良で銅ってすごいと思うのですが、全種目制覇をスローガンに掲げていた
田畑たちの勢いはしゅんっとなってしまいます…。
▼良縁のお守り
一方女子の水泳チームは、ほぼ外国人との交流のために呼ばれたようなものだったので、
予選落ち続きという散々な経過をたどっていました。
しかも縁起担ぎのため、同室の選手が持ってきたお守りの札を破いて飲み込んだ前畑も、
おなかを壊してしまいます。
お守りを食べるといいなんて話聞いたことないけどなw しかも縁結びw
ほんとアクシデント続きだったんですね。
しかし前畑の症状は無理をしていた大横田より軽かったのか、ほどなく回復。
ミスキューリことナオミも前畑の試合を見に来ました。
試合の結果は次回ですが、どんな見せ方をしてくれるのか楽しみですね。
▼疝気の虫
また破門になり、なめくじ長屋でくすぶっていた孝蔵ですが、行った先の質屋で
万朝が自分の羽織の維持費を払ってくれていることを知り、久々に寄席へ。
確か万朝は一度噺家をやめたと思ったのですが、復帰しており、
「疝気の虫」というネタを見事にこなしていました。
それを見た孝蔵の噺家魂が再びむくむくと湧き上がり、
まだ二つ目の万朝に弟子入りさせてくれと頼み込みにいきます。
自分は真打ちなのにwww
結局師匠を拝み倒し、また噺家に復帰したようです。
ちなみにこの「疝気の虫」は、志ん生の得意ネタだったらしいですよ。
▼トップ・オブ・ザ・ワールド
これはカーペンターズの有名な1曲ですね。
いまだにCMなどにもよく使われたりするスタンダードな曲となっています。
カーペンターズは他にもいい曲がいっぱいあって、日本にもファンが多いですよね~。
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- miumiu
- 2019/08/15 17:01
- そうそう、結局占いババアの占いで、唯一活躍すると出た大横田のみ負けたってことだよねw
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- めぐみん
- 2019/08/15 16:52
- 占いババア!の謎は解けましたな~
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