に
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/08/23 01:28:20
面倒見が良くて忍耐強くて
些細な事まで見逃さず
何処までも頼っちゃう
そんなあなた
結婚の時もそうでした
家を買うと決めた時もそうでした
必ず傍にいてくれた
そして後押しもしてくれた
何処までも心強い
あなた
なのに何故?
今頃今更...?
些細な喧嘩
何方かが折れれば終わるくらいの
それさえも許せないと
頑なに拒絶するから
私もそのまま静かに去ったつもりなのに
どうしてそんな?
過ちという言葉では済まされない
- あの人と結ばせてあげたのよ -
- あの家だって決めてあげたのよ -
- 全部決めてあげたのは私なのだから
其の全部を返して貰ってもいいはずでしょ? -
何故そんな事が言えるの?
何故そんな行動をとれるの?
愛する人にも裏切られ
大切な家さえも奪わられ
ある事無い事吹き込まれ
失いだけの私を見て
哂ったのよ...あなたは
今の私はぼろぼろでとても見られたものではないだろう
だけどあなたの方が最ひどいよ?
自分では気づけないだろうけれど
歳をとる事に真実が曝け出され
其の心根が露わになった時
本当の答えが其処に出る
其れでも変わる事が出来ないのなら
其れまでの人だったのだろうと
でも 感謝もしている
人に頼って生きるような有様では
生き残れないのが本当なのだと
教えてくれたのだから
偽りの幸せの中で
彼方は偽りの大輪を広げ
きっと 待ちかまえている
だからどうか 彼女の毒牙にかかる
私の様な愚かな人が現れませんように
以前に創作詩をRealがそうなんだと物凄いマシンガントークよこした変な人がいましたがまさか
其れと同じに捉えられていませんよね |ω・´)