いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2019/08/27 17:15:44
いだてん~東京オリムピック噺~ 第32回「独裁者」
NHK 日曜夜8時~
▼縁側で 俳句でも詠めと タンカ切る
今回は、ロサンゼルスから戻ってきた田畑が日本へのオリンピック招致を目指す委員となり、
様々なの逆境にさらされながらも、外国人選手の目線に立つ田畑の独自の考え方を示し、
委員会で存在感を放つというお話でした。
「独裁者」という大仰なサブタイとは裏腹に、ちょっと地味めの回でした。
あ、あと田畑がようやく結婚し、久々に四三の周囲に新キャラが登場しましたね。
まずはオリンピック招致の話。
新聞記者であり、水連の総監督でもある田畑ですが、
嘉納の一声でオリンピック招致委員会の委員にも任ぜられてしまいます。
本当はもっと長い名前の委員会なのですが、覚えてないので適当につけましたw
しかし1936年のオリンピックには全部で10カ国が開催国の名乗りを上げており、
参加国のほとんどが西洋の国であることを考えると、極東の日本はかなり不利。
そして満州事変や、国際連盟の脱退もあり、政治的にもかなり不利となっておりました。
しかし嘉納はそういう時だからこそ、日本で開催する意義は大きいと主張。
そんな中、言い出しっぺである東京市長の永田が、部下の汚職の責任を取る形で辞職。
岸いわく、のびたうどん顔w
ロス五輪から戻ってきた前畑を、何故金をとってこなかったと責める永田に、
岸は気持ちいいタンカを切ってましたねw
しかしその後、その岸も病気で急逝。
遺影は天皇の御前でオリンピックの報告をした時の、左目だけ二重になった写真でしたw
永田と岸が消え、代わりに外交官の杉村と、伯爵の副島が委員に加わりました。
どちらとも田畑とはソリが合わず、特に杉村とは犬猿の仲になってしまいます。
委員会の会議で、田畑の発言「戦わずして勝つ」から、嘉納は有力候補のイタリアに、
開催国の権利を譲ってもらおうと考えます。
確かに真っ向から戦うよりどちらとも痛手が少ないし、日本が開催国に決定した後に、
全力でイタリアの招致を応援するという約束をとりつければ、イタリアにも利があります。
実に合理的かつ柔軟な発想。
ですがその直後、嘉納は倒れてしまいます。
彼がどうなってしまうのかは次回。
初回からずっと出ている嘉納、そろそろ年貢の納め時なのでしょうか…。
▼結婚
田畑は帰国後特に熱中することもなく、勤務中に他の社員にオリンピックの話を
話してばかりいたため、上司の緒方から回顧録でも書いたらどうだ、ただし夜に、と言われ、
早速残業して回顧録に取りかかるのですが、その時菊枝が毎日のように一緒に居残りしたり
差し入れをしたりしたため、何となく田畑は菊枝を意識し始めます。
そして占いババアの占いの結果、見合い相手とも菊枝とも結ばれないと出て、首を傾げます。
それはつまり、2人ともと結ばれるということw
まぁ視聴者はとっくに菊枝が田畑の見合い相手であることを知っているので、
不思議ではないと思いますがw
そして見合い話を持ってきた緒方に、仕事や五輪招致で忙しいので結婚する気はないと
見合い話を断るのですが、その相手が菊枝だと知るやいなや、
秒速で菊枝に「結婚しよう!」とプロポーズw
結婚式のシーン、あれは社内だったような気がしますが、さすがに社内で結婚式を
挙げたりはしないと思いますが、どうだったんでしょうねw
その後も、五輪招致のための日本のガイドブック「日本」を作るため、
自宅に若い人たちをたくさん招いて編集している時、田畑が菊枝に「あれを持ってこい」と言うと、
確かめもせずに菊枝はおにぎりを出してましたが、どうやら当たりだったよう。
菊枝は口数が少ない分、空気を読むのはとても上手なのですね。
ところで菊枝は結婚して仕事を辞めたのでしょうかね。
この時代はそれが当たり前だったので、ちょっと気になりました。
▼弟子
四三のところに、九州一周を目指しているという、小松勝という青年が訪れます。
四三の著書「ランニング」に感銘を受け、早速四三に例の足袋をもらっていました。
どうやらこれからこの小松、四三の弟子となり、かなり関わってくるようです。
この小松を、仲野太賀が演じてましたが、彼はつい最近まで名字なしの太賀が芸名でした。
調べたところ、改名したのは6月だったようです。
まだ26歳らしいですが、若手の中では演技派、個性派の筆頭ですよね。
私は特に今日から俺は!!で演じた役が好きでしたw
▼仁義なき戦い
これはもちろん、ヤクザの抗争を描いた有名な映画シリーズでしょう。
原作もありますが、有名なのは映画ですよね。
この映画のせいで、広島弁=ヤクザというイメージがついてしまいましたw
ただ、主役の菅原文太は四国出身ですので、ネイティブが聞くとちょっと違うんですよねぇ。
まぁ、ドラマの内容はヤクザと関係ないと思います、ええ。
社内結婚だから社内でしたのか、それとも
こういうところで予算カットしているのでしょうかw
私も公式サイト見て、初めて太賀が改名したのを知りました。
中野秀雄の息子だということも最近知りましたが、
もう二世って感じではないですよね。
確かに、らせん階段に見覚えが・・・
そして太賀さん、改名していたのですね!
今日から俺は!!の太賀さん、よかったですよね^^
これからも楽しみな役者さんですw
また田畑が占いババアに直接ババアって言ってたなw