【映画】ガーンジー島の読書会の秘密
- カテゴリ:映画
- 2019/09/01 10:17:53
舞台は、第二次世界大戦の終戦直後の祝賀ムードに沸くイギリス。戦時中に男性の名前で執筆していた若く美しい女性作家ジュリエットに一通の手紙が届く。
手紙の送り主は、戦時中にドイツ軍に占領されていたイギリス海峡に浮かぶガンジー島の養豚家ドーシーから。その手紙にには、占領下の島民の読書会の仲間はジュリエットの作品に希望をもらった。他の作品も読みたいが、島にはない。どこに行けば手に入るかと書かれていた。
ジュリエットは、手紙に書かれていた読書会の名前であるポテトピールパイが気になる。ドイツ軍に家畜を強奪され、飢えをしのぐために。バターも小麦粉も入っていないジャガイモとその皮だけで、焼き上げたパイ。
占領下を厳しい状況の支えになったのは、読書を通じた仲間との語らい。その言葉に惹かれて、ジュリエットはガーンジー島を訪れる。
伏線やエピソードを紡ぎながら一枚のタペストリーが出来上がったり、切れ端を縫い合わせてキルトの作品ができあがるような映画とは違って、絡まった糸をほぐしたり、一枚一枚玉ねぎの皮を剥いていくような映画。ジュリエットの純真な心が島民の心を解きほぐしていく。
映画館で男女は半々だったが、カップルやご夫婦はほとんどいない。男性のお一人様、女性のお一人様ばかりだ。
読書会の創設者で失踪したエリザベスの謎を探るのがメインストーリーであるが、ジュリエットの恋の行方も気になる作品。
ジュリエットは、ガーンジー島に出発する港で、快活で爽やかで優しいお金持ちのハンサムな米国人に告白され婚約する。婚約者からは毎日、美しい花が届けられる。
ガーンジー島の養豚家は、穴の開いたセーターを着ていて、手渡す花は野辺に咲く花。訪問するまでの手紙のやりとりの中で、お互いの心が通じ合っている。
どちらを選んでも幸せになれるだろう。
美しいイギリスの風景を舞台とした、心温まる無駄のない良質な作品。特に、女性におすすめである。しかし、観客に、おっさんが多かったのが気になる。きっと、自分と同じように、ガンジーの映画と間違ったのであろう。
世界の偉人を知り、ゆりかちゃんも一回り大きくなったはずです。僕もガンジーに憧れています。特に、じっちゃんになって、女性と添い寝をしているところは、見習いたいと思いました。
まさかのガンジー違い。
ガンジーを調べてしまった私の労力を返してください(笑)
沖人さんの映画評からして、心温まる情景が連想されますね。
殺伐とした時代劇ではなく、たまにはこんな美しい物語が見たくなってきました^^
ジュリエットは、どちらを選ぶのかな~。
養豚家さんのほうが、一緒にいて気楽そうな感じがしますねv
激しいシーンもなく、アクションシーンもないので、大きな画面でなくても楽しめます。映画館で見るのがいいのは非日常感ですね。たまには、おしゃれして映画館に出かけてみてはいかがでしょうか。
燈文字Aさん
リリー・ジェームスは美人だけど、お茶目な可愛らしさもありますね。新聞は離してみなければ焦点が合わなくなってきました。コメントを読んで、今度は、歌っている映画を見たいと思いました。
さなちゃん
映画館の9割はお一人様でした。カップルで見るのにいい映画だと思いますが、不思議です。きっと、おっさんだけでなく、おばさんもガンジーの映画だと思っていたのでしょう。
環謝さん
新作です。映画のただ券があって、明日で使えなくなるので、都合のいい上映時間という理由だけで見たのですが、とてもいい映画でした。お勧めです。
たまちゃん
気を付ける点は、おっさんが多いことです。なぜか、シルバー割引の人が多かったです。しかし、観客の年齢層は幅広い。誰が見てもいい映画ということでしょう。パイにジャガイモだけでなく、たまねぎも勧めてください。
予告で見たときに、私のツボだわと思っていて、
沖人さんのお勧めもあるなら間違いなしです!
行ってきます♪
ガンジーと間違えたんですね(*´艸`)
でもお一人様で映画はハードルが高いなぁ・・・
先日ドラクエは観てきましたが、最後のオチというかなんというか・・・
あれ要らないなー、アレのせいで評価が低いんじゃないかなーと思いました(ノ∀`)アチャー
──見間違え。
わかります。私は日々老眼でワンダフルな日常を送っています。私の驚異の老眼力に比べればとても可愛らしいものです。なんのこれしき。(*´ω`*)ガンバ☆
……とりあえず、沖人さんのタオルが臭うのは私のせいではありません。
リリー・ジェームズは可愛い。(*´ω`*) 歌もうまい。そんでめちゃんこ可愛い。めっちゃキュート。
来月公開予定のダニー・ボイル監督作「イエスタデイ」も楽しみです。
Amazonプレミアムにあがるのを楽しみにしています。
ガンジーと間違ったオチ(笑)