ぬこさん!
- カテゴリ:日記
- 2019/09/04 12:04:02
先日の休日に神戸まで、今年2度目のタチウオ調査へ行ってきた。
埠頭の護岸には先の台風対策で護岸が崩れない様に、大きな土嚢が沢山積まれていて、水際まで行くのには一苦労。
釣り場に陣取ったが、物凄く臭いっ!
バカな釣り人が自分が飲み食いしたゴミを、積まれた土嚢の隙間へ投棄し、それが腐敗して悪臭を放ってる。
生ゴミの臭いと言うよりも、牛舎か豚舎か?ってなくらい、ゴミらしくないニオイだ。
はぁ…こんなんだから、そのうち立入禁止&釣り禁止になるのに。
自分のゴミくらい、そのまま持って帰っても、たかがしれてるのに!
悪臭も鼻がボケたのか、そのうち慣れてしまったが…(汗)
タチウオの、時合まで数時間あるので、先ずはサビキで小物狙い。
この日はエサ取りの小さいフグが大量に湧いていて、仕掛けが沈むまでにフグが掛かる始末。
しかもフグは水中から仕掛けを目で追って、着水する前に、仕掛けの真下へ全員集合!
何とかフグを掻い潜って仕掛けを沈め、アジが釣れ出すが…
フグも潜って来て、またフグが釣れる始末。
挙げ句には鋭い歯で、仕掛けをスッパリと噛み切りやがるぅー!(怒)
3時間程で、仕掛けを3つもヤラれてしまった(泣)
ふと背後に気配を感じたので振り返ると、野良猫が「アジくれ〜」とこっちを見てる。
丁度サバが釣れたので、サバを投げてやると見向きもせず…。
アジを投げると、匂いをかいでバリバリ食べてるし(汗)
野良猫よ…なかなかグルメだのぉ。
日も暮れてタチウオタイムに突入。
が、しかし全くアタリすらない…。
近くに居た常連さんに近況を聞いてみるが、例年とは全然状況が違うとの事。
今年は未だ、全くダメと。
仕方なくタチウオを狙いつつ、得意のアナゴを狙うも、これまたアタリすらないわ、エサもそのままな状態。
タチウオ狙いのエサも、サバの猛攻で手持ちが底をつきそうになった頃、また背後に気配が。
今度はさっきとは違うネコが来てる。
こんどのネコはさっきのネコよりも人馴れ死てるのか、距離が凄く近い。
クーラーボックスからアジを取り出し、与えてみたら、渋々食べてる感じ。
どうやら、氷で冷えたアジやりも、釣れたての生きてるアジが欲しいらしい(汗)
ほんと、ここのネコって舌が肥えてるな…。
サバの猛攻により、遂にエサがつきたので撤収の準備に。
道具を全て車に積み終わり、ふと車の前方に目を向けると、ゴミの様な物が。
確か隣のオッサンが帰った時にはゴミなんて無かったのに…。
よーく見ると、ぬこ!!!!
しかも、ダラーんと横たわってる!
もしかして、死んでる????
おぃ!ぬこー!
柄はさっきアジあげた2匹目のぬこ。
俺が与えたアジに針でも付いてたのか?
いや、針は付いてないぞ。
じゃ、他に死ぬ原因は…?
恐る恐るぬこに近づき、覗き込むと!
ぬこ
はぁ?俺の安眠邪魔すんなよ…(怒)
てか、まっぶしぃごゴルァ!
的な寝起きの顔をしながら、むっくりと起きた。
俺
お〜!生きてる生きてる!
おまえ、マジビックリしたぞ。
寝るなら自分の寝場所で寝ろよ!
ほんと、このねこは人に慣れすぎてる。
帰り際にまたクーラーボックスからアジを1匹取り出して、この熟睡ぬこに与えてやると、また渋々ながも食べてくれた(笑)
俺の知る限りでは、他に茶トラのデブネコが居るはず。
こいつはアジを貰えるまで、暫く人の後ろに座り込み、貰えないと分かると、また隣の人の後ろへと渡り歩く。
挙げ句には、人のクーラーボックスボックスを覗こうとしたり、手洗いバケツまでも覗きに来たり、ドアの開いてる車に乗り込もうとするツワモノだ。(笑)
この埠頭の倉庫には他にも数匹のぬこ達が居るようで、深夜には縄張り争いの喧嘩の鳴き声も多々聞こえる。
捨てられてここで育ったのか、それとも地続きの埠頭へと傾れ込んで来たのかは不明だか、ぬこはぬこで、ここで生き抜く為に一生懸命なんだなぁと思った。
埠頭の倉庫周辺に家電を捨てに来る輩が居るくらいですから、ネコを捨てに来てもおかしくはないと思われます。
翡翠の原石さんは保護犬を引き取られた経験があるんですね。
確かに、所有権を放棄して捨てられていたのを保健所が一時保護すれば、飼い主や引き取り手が無ければ・・・
稀に何らかの原因で脱走したり、迷子になって保健所に保護されるケースもありますよね。
せめて首輪にでも連絡先が書かれていれば、元の飼い主にも連絡がとれるのですが。
以前、ウチの近所を見慣れないワンコがウロウロしていたので、保護したところ首輪に電話番号が書かれていたので、電話を掛けてみると・・・。
2つ隣街の宇治から逃げ出した?徘徊して迷った?高齢のワンコでした。
飼い主さんはずっとそのワンコを探していた様で、5日ぶりにワンコと再会出来て喜んでおられました。
翡翠の原石さんが引き取られたワンコも、元の家を思い出して帰ろうとしたのかもですね。
今ウチで飼っているワンコも、元の飼い主が飼育放棄したのを、ウチの妹が一時的に引き取って来て
新たな飼い主を探していたところに、わたしがウチの親父に「こんな犬がおるよ」って見せたところ
親父は「1週間飼ってみて、馴染めそうならワシが飼う」と言い出し・・・。
1週間どころか、3日も経たない内に「ワシの犬や」と言って、そのワンコはウチの子になっちゃいました。
しかし元の飼い主って・・・。飼育放棄するくらいなら、最初から飼う資格なんてありませんよね!
実家で世話していた犬は迷い犬で、保健所に「こういう犬を預かっています」って届け出てありました。いくら可愛がっても半年以内に「うちの犬です」と言われたら引き渡さなければならなかったですが、半年たって誰からも届け出がなかったとき、複雑な気持ちになりました。そしてその犬は相当な老犬になったとき、逃げてしまって行方知れずです。そのことを考えると、どこかから長距離さまよってきたのかも、とも思います。
サバは恐らく、表面のヌメリが嫌なんだと思います。
アジと比べても、針を外すときにはサバの方がヌメヌメして、手を洗ってもなかなか取れませんから・・・。
水煮にでもすれば、喜んで食べてくれるかも(笑
過去に一度、自転車に乗ったオバサン(恐らく近所の人かと)が、夜に自転車でやって来て
ネコにエサを与えてる姿を見たことがあります。
ネコもこのオバサンの顔を覚えているようで、2、3匹集まって来て何やら食べ物を貰っていました。
あと、この場所って船から荷揚げしたコンテナや荷物を保管や仕分けをしたりする倉庫や運送屋もあるので
ネコは倉庫に住み着いてる模様です。
釣りをしていても、度々縄張り争いの喧嘩の鳴き声が倉庫の方から聞こえて来ますよ。
釣りがオフシーズンはオバサンや倉庫等で働いてる人から、何か貰ってる可能性もありますね。
ゴミも最寄りの釣具屋が釣果の調査に現場に訪れた際に時々目立ったゴミを持ち帰ったり
イベント的に釣り客がゴミを拾って店まで持って来ると粗品進呈や日曜にゴミ拾いイベントみたいなのを開催していますが、粗品程度じゃ誰も拾わず・・・。
ゴミ拾いイベントも「その時」だけ綺麗になっても、またすぐにゴミが・・・。
自分たちが飲食したゴミ、釣りのエサや仕掛けのパッケージのゴミ以外に、家電製品まで不法に投棄もされているのが現状です。
猫も本当は生魚ではなく、ネコ缶等を食べたいんだろうけど・・・。
わざわざネコ缶持参で誰も釣りに行きませんからね~。
ネコ=魚って世間では認識されているから、釣り人もついつい釣れた魚を与えちゃうんでしょうけど。
ネコも生き抜く為には生魚でも我慢して食べなきゃね。
人慣れしてるのは、この地に長年生息しているか、元々誰かに飼われていたかのどちらかでしょうね。
それにしても、車に入り込むってのは「何か食べ物がある」って確信してるんでしょうけど(笑
そうそう、神戸空港の通称「ベランダ」って呼ばれている場所にも野良猫が生息しています。
神戸空港って、本土からポートアイランド→神戸空港って風に海を泳ぐか、空港まで通じている長い橋を渡らないと、ネコ自身では絶対辿り着けない場所なのに・・・。
絶対誰かが空港の島までネコを捨てに来たんでしょうね(怒
サバは猫には大きいから見向きもしないんですかね?
それとも小さいサイズでもサバは人気ないんですかね?
サバもおいしいのに(人間からすれば)
ココの猫は人からお魚貰って生き延びているようですが、冬場とかどうやって生活しているんでしょうかねー。
縄張り移動しているのかしら?
ゴミの不法投棄見ると、その捨てた人間の家に全部自動的に戻れば良いのになーと思います。
自分の視界から消えれば、その人間の心理としては無かったことになるらしいですからね!
都合の良い性格だこと。
とは、恵まれているんでしょうか?人に慣れているなんてかわいいですね。
車に乗ったら知らない土地に着いてしまうのに、度胸もあるんですね。別の土地でもうまく生きて行けそうですし。
そうそう!
ゴミ以外にも、針が付いた絡まった糸もゴロゴロしてますよ。
これがハトや水鳥の足に絡んで、足が千切れてしまった鳥も何度か見た事があります。
まけにわたし自身も他人が捨てた針で指を怪我した事も。
今の時期は、稀に昨年の残り?の通称ドラゴンと呼ばれる体高が指5本サイズが釣れたりしてますが、長生きしているせいか、銀色の体もハゲハゲ、鋭い歯も先が丸まっていたり…(笑)
人間で例えるなら高齢者ですね(笑)
10月になれば、サイズもそこそこになるし、湾内にも群れが回ってくるはずだから、毎週通うことになるかもです(笑)
間違って針とか飲んでしまうと死につながりますし!
やっぱり和歌山より神戸の方に行かれたんですね、タチウオスーパーに並んでるのって小さくて食べるところ無いww
外国産だと大きいけど・・・・