2019年7月期ドラマ総決算
- カテゴリ:テレビ
- 2019/09/28 16:53:22
7月期のドラマ総決算です。1月期と7月期は朝ドラがギリギリまであるので、いつもアップがギリギリか翌月に持ち越してしまいます。今期は9月中にアップできました。
ドロップアウト組
●なし
佳作ショートドラマ
●拝み屋怪談Ⅱ テレビ東京 月曜深夜12時~
ホラーは怖いので興味ないのだが、これはシーズン1を見てハマってしまった。実話を元にしているので、怖いというより緩い逸話が多く、それにハマって見ているうちに、ずんずん怖くなっていったのだが、ハマって抜け出せなくなっていた。深夜ドラマだけどしっかりとした作りには好感が持てる。
●2位
螢草 菜々の剣 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
復讐劇ということで、派手な戦いを予想していたが、意外やしっとりとした人情劇の割合が多かった。主人公たちが最終回まで追い詰められ、最後の最後で一発逆転といった感じ。最後まで視聴者の興味をひきつけるには、十分なストーリーだった。基本シリアスなのだがたまに喜劇調の演出が入るため、ドラマのスタンスが理解しづらかった。主演の清原はまだ17歳の現役高校生で、少し演技に固さはあるが、芯の強さを感じされる存在感があって、これからの有望株だと思う。
※主演女優賞/特別賞
●1位
なつぞら NHK 月~土曜朝8時~
前半は北海道の大自然とそこに住む人々の営み、後半はアニメ業界のあれこれで、2度美味しいドラマだった。特に草刈正雄が演じた主人公の祖父のキャラクターが秀逸で、主人公が東京に出るまでの2ヶ月ほど、完全に主人公を食っていたと思う。草刈って大器晩成タイプだったんだな…。東京に出てからは、キャラ的には物足りなくなったけど、アニメの元ネタを推察して楽しめた。また主人公にモデルとなった実在の女性がいると知ってから、彼女の周囲がアニメ業界の大御所だったことが分かったのも、楽しめる要因となった1つ。ただストーリーそのものは、典型的な朝ドラだったかなと思う。
※大賞/ヒューマンドラマ賞/特別賞/主演女優賞/助演男優賞(草刈正雄)/音楽賞
今期は見たドラマが5本と少なく、うち2本はまだ継続中、あと1本は30分以下のドラマなのでランキング対象外となり、ランキングが2位までしかないという異例中の異例のシーズンとなってしまいました。なので正直なところ、1位も2位も、他のたくさんドラマを見たシーズンのそれと比べて、水準を満たしているとは言い難いです。来期は見たいドラマたくさんなので、私がドラマに飽きたというわけではなく、今期がたまたま私の食指が動くようなドラマが少なすぎたということなのでしょう。独偏賞のルールなので、一応1位を大賞候補に、1・2位を特別賞候補にしましたが、恐らく受賞することはないでしょうw
全体的に見てみますと、今期の話題はあな番がかっさらってったという感じで、他に話題となったドラマはまったくと言っていいほどないという、低調なシーズンとなりました。
あな番は最終回こそ19%超えという、あの枠にしては驚異的な視聴率を叩き出しましたが、前期からの平均は10%を切っており、やはり若い人にウケるドラマは視聴率が上がりづらいということを証明した形となりました。まぁ今はテレビ局も話題にさえなれば、視聴率はある程度低くても問題ないという感じに「やっと」なりましたけどねw それにやはり10時以降に始まるドラマは、全般的に見ても視聴率稼ぎにくいのですよ。今の視聴率を支えている高齢層は早く寝てしまいますからねw
あと、月9の監察医朝顔か意外と大健闘、私が結構稼ぐのではないかと見たHeaven?がイマイチ奮いませんでした。ノーサイド、刑事7人、サインあたりはコンスタントに平均10%超えてますが、ノーサイドはもうちょっと期待値が高かったのではないかと思います。ボイスがそこそこ健闘したのも意外で、唐沢寿明ってまだ需要あるんだなーと見直しましたw まぁ私このあたりのドラマまったく見てないんですけどねw あ、刑事7人の帝銀事件を元にした回だけは何故か見ましたw