Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


失恋


どんぐりを拾った
雑草の茂る林の入り口で
また拾った
おいでよというように
あなたと来た林の入り口で


これが最後の小旅行なんて
想いもしなかった
もっとどこへも行きたかった
あなたと肩寄せ合って
そんな日はもうないけど


これでもうあなたに会えない
いくら泣いてもあなたには届かない
涙をぐっとこらえて
笑顔を作ろうとしても
ぎこちない笑顔になってしまう


出会ってから何度目の秋だろう
長すぎたのか
短すぎたのか
愛は変わらなかった
そのはずだったのに

いつも支えてくれた
それが重すぎたのか
言ってほしかった
荷物は二人で分けたかった
それなのに


車で私をおろして
一人帰っていく
何も言わずに
見送ることしかできなかった
もうお別れ


涙が止まらなかった
それもいつかは止まるだろうか
あなたが過去になるときに
そんな日は来てほしくないけど
今はもう泣くだけ


別れた胸の

アバター
2019/10/18 01:34
我が家のそばに小さな林があります
そこには時期になるとどんぐりがいっぱい落ちています

近所の保育所の子供たちが
ワイワイガヤガヤと拾い集めています

同じ林でも色々な事が起こりますね

どんぐりだけが知っている
ききこもごも・・・ですね



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