季節
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/10/21 11:44:23
見過ごすような速さで
秋が通り過ぎていく
足元に絡みついた風も
何かに追われるように
取り残されまいと逃げていく
あなたと私の隙間にも
秋の流れは止まらない
もうおしまいだとわかっていても
認めたくない私がいる
あなたはどう思っているのか
幾度も季節を追いながら
はしゃいできた私たちだけど
亀裂が入るなんて思わなかった
あなたを信じていた
信じてくれるのだと思っていた
お互いに信じるとか
そういうことじゃなくて
なくてはならないものと思っていた
この手を離したらもう会えない
悲しみだけが追い打ちをかける
さようならの5文字が宙に浮いて
私たちの間に漂う時
静かに時間だけが通り過ぎていく
これでもうおしまい
もう一緒の季節はない
聞きたくなかった
見たくなかった
最後のあなたを
抱きしめたくなるから
会いたくなかった
お終いの鐘が鳴る
長く伸びた影を踏むことはできない
追いかけたいけどもう無理な二人
長すぎた夏に
溶けていったのだ
お久しぶりです。お元気でしたか?
是非お話しできるといいですね。
そう、もう11月目前ですもんね。
そうですね。今日は少し肌寒いです。こうして秋も深まっていくのでしょうね。
そうもう第4クオーターに入り、この夜の肌寒さがさびしい気持ちをサポートしてますよね
またお話しましょうね^^