AIと美空ひばりの歌
- カテゴリ:日記
- 2019/10/21 23:51:01
NHKで美空ひばりの歌をAIで再現させて新曲を歌わせようと言う試みが在った。
苦労の上に出来た物はあれだけAIに美空ひばりの歌を学習させたのに
音楽の基礎から何から教え込んだのに酷い物だった。
そして更に色々な物を試した中で美空ひばりが息子の為に「心をこめて」読んであげた
童話のテープを学習させた。
つまりAIは「心を込めた声」を学習したのだ。
更に色々工夫をしてできた美空ひばりの歌は聞いていて美空ひばりが
返って来た様な気がして嬉しかった。
最初のとの此れは完璧だと思ってできた「美空ひばりの歌」との其の違いは
別の曲でのAIが採点する「本人の持ち曲を本人が歌う」で
武田哲也に低い点数を付けた。
武田哲也が心を込めた渾身の一曲は今の若者に伝えたい心を入れた分を
理解できずにマイナスにしてしまった。
其れで良い点数を取った人達の歌が素人がカラオケで歌っている様な
歌とか、声に張りが在ってビブラートをきかせてとか
音楽的テクニックを入れると良い点が出るカラオケマシーンのノウハウを
知って居れば良い点が出るので可笑しくて笑っちゃった。
最初の頃は機械は大きな声で歌うと良い点が出た。
だんだんマシーンを進化させてビブラートとかこぶしとか泣きとかの
テクニックを入れて楽譜にそって<>のマークもチェックをして
入れると更に今度は良くなるのかも知れない。
其の内にカラオケ用の楽譜にはこぶしも音符で打ちこまれるかも知れない。
だが心を打つ演歌にしろ歌は「のだめカンタビーレ」でも
出て来る様に楽譜通りに歌っても心は打たない。
其れを美空ひばりの歌を再現するにしても「心を籠めて朗読した声」を
学ばせてやっとAIはそう言う声の「違い」を学んだ。
でもAIは其の技術を分析したのであって心を学んだのではない。
棒で機械をさして其れに反応すると言う機械も
痛い、不快と言う感情を知った訳で無い。
其れに反応する様にしただけだ。
この言葉で敵と判断する様に機会に沢山の事例を学ばせただけだ。
本当の人の心をAIが知る時が来るのだろうか?
其れとも人の存在が環境に悪いと判断して否定するのだろうか?
今の私には解らない。