新宿の夜とサプライズ
- カテゴリ:日記
- 2009/10/09 23:20:50
先日、私の仕事の師匠であり大切な友人と新宿で飲む機会がありました。
彼は大阪在住で、業界ではかなりの有名人。
知る人ぞ知る、知らない人は覚えてね。
戦う調査士、平松総合調査事務所の平松氏であります。
彼が生涯をかけて戦っているのは、盗撮問題なのです。
公衆浴場や宿泊施設などで行われている盗撮。
あるいは海水浴場で赤外線透視カメラでの盗撮。
それらの映像はビデオ制作会社に売られ、盗撮被害者に知られる事なく製品化されます。
その手口はハイテク機器を使用した、実に巧妙なもの。
そして女性協力者も存在するという。
大きな問題は、こういった問題に耳を塞ぎ、無関係を装う施設管理者。
こういった事実を認めようものなら、自分たちの施設の汚点を残すものとなるからです。
問題はまだまだあります。
こういった犯罪を取り締まる、しっかりとした法律がないのです。
摘発されたとしても都道府県で定められている迷惑防止条例くらいなもので、軽い処罰を受けるだけなのです。
リスクが少ない上に荒稼ぎできるとなれば、犯罪は増える一方となっているのが現状。
そしてその被害の大きさと言えば・・・
そういった映像を販売することに関しても、取り締まる事が出来ないと言う。
そして、一度出回ってしまえば回収はほぼ不可能。
おまけにネットなどで流通してしまえば、ほんの数秒で全国に出回ってしまう恐れすらあるのです。
被害に遭った事を知ってしまった女性は、周囲の目が気になり外出が出来なくなってしまいます。
それほどの精神的苦痛を味わっても、動く事が出来ない警察に被害届けを出すだけしかできないのです。
あるいは、大部分の女性が被害に遭っている事すら知る事がないという事実もあるのです。
「今度テレビで思い切り訴えてやるんだ。」
彼は私と飲みながら、そう言っていました。
今までも第一人者として、そういった問題の度にテレビ出演していた平松氏。
今回はかなりの時間を割いてもらえるそうで、張り切っておりました。
2009年10月8日。
日本テレビ系の「サプライズ」という番組をご覧になりましたでしょうか?
彼は危険を承知で、盗撮犯の手口を公開していました。
公開した手口は初歩的なもので、本当はもっと巧妙な手口を盗撮犯は使っているとも言っていました。
また、ここで私が書いたような盗撮問題も訴えておりました。
そして、何よりもちゃんとした法律をいち早く作って欲しい!と。
私は本当に心強かったし、私に出来ることがあったら何でもしなければと思いました。
にもかかわらず・・・
心無い出演者が一人おりました。
「こんな法律はいらないだろ。問題が起きたら私は弁護士だから私に相談すればいい。」
こんな人間が、議員バッジを付け、弁護士という資格すら持っているなんて・・・
平松氏は生涯をかけて、命をかけて戦っています。
彼は私の自慢の友であります。
彼のために私が出来ることを、考えていかねばいけません。
皆さんのご意見もお聞かせ願えたら、私は幸せです。
平松総合調査事務所
http://tantei708.com/
そそ、メガネをかけたませた少年ばかりでもございません。。。
それも大事な事なんですよね。
私たちに出来ろ事は、施設管理者に訴える事。
その施設は本当に安心なのか?
どのような対策を講じているのか?
しっかりと危機感を持っているのか?
施設管理者はこういった事情に関して、只耳をふさぐだけなのが現状です。
利用者からの声となれば、聞かざるを得ないと思うんです。
我々のような業者の言葉は、只の営業トークとしか聞こえないようです。
それには、一般の方がこういった事実にしっかりと理解し向き合うことだと思います。
嫌な世の中になってしまいましたね・・・。
振り込め詐欺のように、もはやこういった被害にあわないための情報も、もっと多くなればいいのですけどね・・・。
まずは注意の喚起。
みんな、もう少し利口にならなきゃいけない。
ピリピリして生きるのも楽しくないけど
あまりに無防備なのも良くないよね。
丁寧に生きる、緻密に考える
そんな人間らしさを忘れないでいられるような
そんな注意の喚起ができないものかなぁ・・・?
うぁ~、怖い事ですねぇ。
そのジムにしても大きなイメージダウンになってしまいますし。
何よりも利用していた皆さんに大きな不安が残ってしまいます。
平松氏が関わった案件で、被害に遭った事を知ってしまった女性は、外に出ると周りの男性が噂をしているような気がして、精神的に大きなダメージを負ってしまったと言う事です。
恐らくその方の人生はめちゃめちゃになってしまった事でしょう。
許せませんよね。
先日も自分が勤務する学校のトイレで盗撮をしていた教師がいたそうです。
公衆トイレなんかも、本当に注意が必要ですね。
トイレで注意する部分は、汚物いれや花瓶などが置かれていたら注意してください。
それと、便座の裏にCCDカメラが仕掛けてある事があります。
一度便座を上げて確認するのもいいかもしれません。
そして、隣の個室に誰かがいる気配がしたら、仕切りの隙間は是非とも注意してください。
そうなんだ。
厳密に言うとね、盗聴に関しては法律を作ること自体不可能なのね。
盗聴器の販売を規制しようとすれば「発信機と受信機」と言えば売れるんです。
トランシーバーなんかと同じ構造なわけだから、規制するとそれも売れなくなってしまう。
そして電波の使用を規制すれば、同じタイプの電波を使用している電化製品の使用にも許可が必要になる。
テレビのリモコンや自動ドア、ラジコン、自動車のキーレスエントリーも許可を取らなければ使用できないとなれば何もできないよねぇ。
と言うわけで、盗聴行為のプロセスにおいて他の罪名での取り締まりしか出来ていないというのが現状。
たとえば、盗聴器を取り付けるために敷地内に入れば不法侵入。
盗聴器を隠すために建物に穴を開けたり傷付けたりしたら器物損壊。
そんな感じ。
盗撮に関しては、大きな問題になっている部分を法律で現在よりも良く出来る部分があると思います。
盗撮した映像を個人的に楽しむ輩は、今のままでいいと思います。
迷惑防止条例で引っ張って、名前を公開して社会的制裁を受けさせれば十分かと。
被害も回収可能なわけですから。
しかし、コレでメシを食っているような連中は今のままではいけないと思います。
つまり、負うリスクよりも得るものが大きく、被害者のダメージも計り知れないほど大きいわけですから。
この犯罪にかかわる人、撮る者、売る者、買う者にそれ相応のリスクを与えるべきだと思うんです。
アダルトビデオ専用の倫理委員会などを作り、それに見合わぬものを製作した者と、それを所持している者に相応の罰則を作れば、その法律からのマイナスは少なくて済むように思います。
平松氏も政治家や弁護士とコンタクトを密に取り、がんばってくれています。
特に元警視庁のジャーナリスト黒木昭雄先生との結び付きは深く、積極的に動いています。
実は黒木先生、私と同県にお住まいと言う事で、私も時折お邪魔させていただいております。
特に裏社会を相手の仕事。
彼の身にも何が起こるかわからない中で、彼はがんばっています。
きなこさんの中に、何かいい案が浮かんだら教えてくださいね。
よろしくお願いします。。。
売りに出されてたんだって!
もしかしたら自分が映ってるかもしれないから調べたいけど
買えないし(買いたくないし)って言ってた。そりゃそーだ;
本当に卑劣な犯罪だよ・・・。
それ聞いてから外出先でトイレ入るとき、変なものないか探しちゃうもんねw
こんなの撮られたら最悪だよぉ;
盗撮にしても、盗聴にしても、卑劣。
それをお金にしてるところが、またどうしょうもなく卑劣。
ただね、この法律を立法することで、なにか失われるものが在るかもしれないよね。
不勉強なので、いまから勉強してみるけれど、
例えば、「フォーカス」や「フライデー」が全盛の時にね、あの西川きよし議員がね、
「取り締まる法律を作るべき」って言ったのね。
それはね、ホントに頭の悪い事で、それを取り締まる法律を作れば、
「表現の自由」「出版の自由」「言論の自由」などの権利を脅かすことになってしまうんだわ。
それと同じような事が、なにかキーポイントに無いかしら。。
この件を立法してしまったとしたら。。。
私もいまピンと来ない。勉強してみるわ。
盗撮っていう線引きが、とても法律上難しいのかもしれない。。。
だからね、もっとね、「危険の中に生活している」っていう認識を持って欲しいよね。
自分の権利を守るってこと、それをもっと知って欲しいよね、生活者にも。