Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夕暮れ


夏が去って
秋が冬に変わる頃
あなたは別れを告げた
理由を聞く言葉さえ出なかった
あなたは席を立って行った


私の指に輝くリング
あなたが初めて買ってくれたもの
はめ通しで傷だらけだけど
傷の分まで思い出があった
それなのに


指に食い込んで外せなくなってる
まるで私の中のあなたのよう
私の心に深く深くしみ込んで
消すことなんかできない
外せないリングの様に


訳が分からない 何か言って
悪いことでもいいから
あなたを苦しめたことでもいいから
本当のことを教えてほしい
でも無理ね 


じっと座ったまま
外の人を見ている
皆幸せなんだろうか
心暗い人もいるんだろうか
同じような顔をして流れていくけど


ずいぶん時間がたった
たったような気がする
あなたを見送って
カフェオレをもう1杯
静かなジャズが流れている


ずいぶん日の入りが早くなって
夕暮れが出番を待っている
2敗目のカフェオレを残したまま
どこへ帰ろうというのか
あなたの元じゃないのは確かだ



アバター
2020/01/07 11:32
セカンドさん

苦しむのはもう嫌
だから都会に背を向ける

どこにあなたがいようとも
もう目を合わすことのない

闇が街を飲み込む頃
見上げても星は見えない

アバター
2019/11/23 00:41
心の中にわだかまりが残ったまま・・・
それが苦しみの原因となっている

行先を失った心のしこり
バランスを失ったかのように歩むあなた

思い出が沈んでいる
夜の街へと飲み込まれていく





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