Nicotto Town


THE・脱力浦島ZiZiI日記(老)


甕の中に、、


毎日無意識の意識の中

別々に

大事に手で掬った



白い砂と青い水を入れる。




甕は時間が経てば一旦、空になり、


また大事に手で掬った白い砂と青い水とを入れる。




普段の甕の中
二つは混ざり続けて、濁る事は無い。





白い砂と青い水、


どちらかをうまく掬えない日がある。


どちらをもうまく掬えない日がある。




ただ、、
掬う指の隙間、両の掌を合わせた隙間から
さらさと、ゆっくりと、、、でも、確実に零れていってしまう。


甕に辿り着くまでに。前に。







そんな嵩のあわない二つが入ったときの甕は


しばらくもすると、醜くひび割れて、、




罅からくすんで濁った、ふたつがにじみ出て

ただ流れ出るだけだ。










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2009/10/10 10:36
日記カテゴリだけど、詩だよね。
難しい漢字を使ってるところが、
詩に深みを出してるね。




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