無念
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/01/12 12:35:47
正月は、母に、「いつまで、スマホしょんな。目~わる~なるで~」と言われながら、二コタの訪問をしていた。正月から働いている仕事好きの方を除き、多くの方々がお節を食べて、ゴロゴロしている自堕落な生活を送っていた。
そこで、健康と美ボディーの維持のために、ジョギングを勧めたが、「走るのなんて、絶対いや~」と、誰からも賛同を得られなかった。
ここは、山本五十六連合艦隊長官の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」作戦を遂行するしかない。ちょうど、三連休だ。静岡県富士市の田子の浦まで、140kmの道のりを歩こうと思った。
天下の東海道であり、コンビニもレストランも多数あるが、朝3時に目覚め、道中食としてさつま芋を蒸かす。無駄にお結びをにぎった母の遺伝子のなせる技であろう。
ニコ店周りをしていたら、IHから、けたたましいアラームが鳴った。鍋を見ると水が無くなり、空焚きになっていた。二つしかない鍋の一つが焦げ付いてしまった。しかし、夜明けも近い、重曹を入れ放置して出発することした。
午前6時47分、五街道の起点、日本橋に立つ。麒麟にご加護を祈る。銀座を闊歩しながら、蒸かし芋を食べる予定だったが、吉野家のオレンジ色の看板に惹かれ、店内に入る。
朝定食を食べる予定であったが、ハム、玉子、納豆は冷蔵庫にあると思い、朝から牛丼を食べる。カロリーを消費するするつもりが、開始早々、カロリー補給をしてしまう。
日本橋から32kmの横浜までは順調で、道沿いのお寺や神社に世界平和を願いながら、てくてく歩いていた。しかし、横浜を超えたあたりから、膝が痛くなり、足取りが重くなる。
反省点は、いろいろある。「急に、田舎の母の具合が悪くなり、旦那さまに、お暇をいただいて、国元に帰るところですの。女の一人旅は不安なので、ご一緒してしていただけないかしら。」と、越後屋の女中さんとの出会いがあるかもしれない。ジャージにスニーカーじゃまずいと、普段の恰好で歩いていた。
蒸かし芋も不要であった。リュックでなく、肩掛け鞄であったが、肩ひもがずしりと重い。それに、「旅慣れていないから、宿の泊まり方が分かりませんわ。ご一緒にいかがかしら。」と、越後屋の女中さんに、万が一誘われた時に備えて、着替えや歯ブラシを鞄に入れていた。膝だけでなく、肩が痛い。
36km保土ヶ谷の権太坂を超える頃には、散歩の可愛いワンちゃんに、追い抜かれるようになった。電車やバスで帰りたいなと思い始めると、俺は何をやっているんだと弱気になってくる。
しかし、限界を超えてこそ、スーパーサイヤ人になれる。棒のような足を引きずり、43km地点の戸塚宿に着く。日が暮れて真っ暗。駅前のイルミネーションを見ながら一服。山本五十六元帥には、申し訳ないが、名誉ある撤退を決意。湘南新宿ライナーで帰還する。
しかし、江戸時代は、日本橋から10里の距離にある戸塚宿まで歩き、最初の宿をとる旅人が多かった。敗因は、まだ見ぬ、越後屋の女中にうつつを抜かしてしまったことだ。
戸塚駅のデパートで、十勝おはぎのサザエのお店を発見、おはぎを3個買う。ホクオーのパン屋で林檎と栗のデニッシュを買った。残念ながら、大好きなクインシークリームが売り切れていた。駅構内の崎陽軒で、赤飯弁当を購入。これ以上、買ったものを書くと、みなさんに呆れられそうなので自粛。
沖人は、なんて、だらしないんだ。私だったら、もっと歩けるわと感じた人も多いだろう。そんな人にお勧めのイベントを紹介。
1月26日(日)
東海道、お楽しみウォーク(川崎~品川までの13km)
https://shinagawa-kanko.or.jp/event/ukiyoestamp201912/
2月29日(土)・3月1日(日)
房総半島横断ウルトラウォーク(50km、75km、100km)
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/81545
温泉の代わりに、近くの銭湯を教えてもらうことにする。台車はろくさんを乗せるくらいしか、使い道が浮かばないけど、それだけ、装備が充実すれば、箱根の山も越えられたかもしれない。なんでもありそうだから、ひょっとしたら、讃岐うどんも売っているかもしれない。ランチもろくさんところでとることにする。ねぎもあれば言うことなし。
どうして、先に、言ってくれなかったのか。分かっていれば、杖を買ったでしょう。それと、欲しいアイテムは、キックボード。レンタサイクルもお願いしたい。それと、マッサージと温泉のサービスがあれば嬉しい。湯上りは、コーヒー牛乳をお願いします。
次回挑戦時には是非!w
頑張りました。しかし、その苦労も水の泡です。今日も、餃子に炒飯。僕の辞書には、「節制」という言葉が見当たりません。
随分頑張ったじゃないですか~
私なら最初から計画すらしません。諦めています~
横浜の先まで行ったことが凄いですよ~
お疲れ様でした(*^-^*)
秀吉の中国大返しでは、悪天候の中、一日に70kmを走破したらしいです。このままでは、足軽にもなれません。侍大将目指して頑張ります。
次回は成功させてくださいね!
海老の殻やカニ殻を希塩酸及び希水酸化ナトリウムで処理して、カルシウム、蛋白質を除去したものがキチン。キチンを加水分解したらグルコサミン。ということは、海老やカニを殻ごと食べればいいんですね。カニは無理でも、海老の殻ならなんとかなりそう。北欧のパンは、東京にもたくさん出店しています。正月の仕事、お疲れ様でした。
そして帰りはタクシーで帰還?^^;
ちなみにほくおーのパンってこっちにある北欧パンですか?by正月から働き好きの会社員より^^
幕末時代は、異国人に、こんなに安全な旅ができる国はないと言われていたので大丈夫かもしれないけど、山賊や夜盗が現れるかもしれない。差している刀はおもちゃの刀なので、戦うことができない。昼間だけ歩くので、小田原提灯は置いていくことにする。しかし、小田原から三島までは、武士のプライドをかけて、再チャレンジして制覇することにする。
小田原の外郎をご存知とは^^
あと・・・折り畳めて旅支度には便利な『小田原提灯』もお忘れなくw
旧街道を箱根湯本から元箱根まで歩いたことがあります(会社の新人研修で)
絶対にスニーカーじゃなきゃだめですよw
途中の甘酒茶屋で甘酒、田楽も食べられますから お芋は無くても大丈夫かなぁ~w
箱根の旧東海道を歩きたかったのです。関所を突破したかったのに、小田原どころか、藤沢にもたどり着けなかった。次は、小田原から出発します。出発するまでに、蒲鉾と海鮮丼で、満腹になるような気がします。ついでに、外郎も買わないといけません。リュックサックで行くようにします。
たまちゃん
虎ノ門から大手町までの距離は、新宿の地下で迷子になったときに歩く距離と変わりありません。そこから、神保町までは、目と鼻の先。白山通り沿いの学士会館で、ランチをすればぴったりです。明日は休みですが、火曜日のランチのメインは、鱈のポワレ ケーパーソース かローストビーフを選べます。前菜は、季節野菜のキッシュ。パンと珈琲がついて1580円。
そうです。交通費を節約したのです。おはぎのサザエもパン屋のHOKUOも、たまたま、戸塚で発見しましたが、もとは、北海道のメーカーです。節約効果は、数万円になるでしょう。これで、また、ケーキを大量に買うことができます。ラッキー。
寧々子さん
検査結果出たら、ケーキを食べる気にならないかもしれません。その前に、食べておくのです。しかし、ケーキはたくさん食べようとしても、飽きてしまいます。ピザのように、4種類の組み合わせのクアトロ4~のようなものを開発すれば、ぼろ儲けのような気がしますが、ショートケーキのピースを買えば、解決することかもしれません。
虎ノ門付近から大手町まで歩いたことはありますが、
神保町まで歩き続けるのは無理だわ~なんて弱々しいことを思っている私に比べたら
偉業を成し遂げたようなもんですよ。すばらしい!
男性の弱点はやはり女でしたか。越後屋さんは、主ばかりか女中もやり手だな~w
修業とはそういう事でしたかw
それにしても 戸塚あたりで断念されて良かったですw
田子の浦までには 箱根越えがあります。
そんな調子で歩いていたら きっと山賊に身ぐるみはがされていましたよw
戸塚でのろしを上げてくれれば 黄色いナンバーの籠でお迎えに上がりましたのに~w
赤穂のお侍さんを習って 必死で国元に戻る位の気持ちで
東海道は下らないとダメですよぉ~
検査結果でるまで、完璧健康だ!
そして帰りは乗り物に乗ってラクチンで帰宅…(-_-;)
武者修行おつかれさまでした!!
_φ( ̄ー ̄ )
今日、おはぎを2個食べたので、まだ、ケーキを食べてません。しかし、明日、ケーキを一気に食べます。人気のいちごショートが売り切れていたので、ベイクドチーズケーキと・・・・チョコっぽいのと・・・オレンジのムースっぽいのと・・・、う~ん、覚えてない。100だから、小さいケーキ。
よく行く気になりましたね。
ペットボトルの水を持っていきましたが、これが、荷物になってしまいました。コンビニも自動販売機もたくさんありました。コンビニで2回、珈琲を飲んだので、ペットボトルの水は1/3も飲みませんでした。カルピスだったら、全部、飲んだと思います。歩くときは、糖分入りの飲み物の方がいいと思いました。次回は、越後屋の女中を見逃さないようにします。
yonaさん
昔の人は、歩きまくりです。江戸時代の道中記がたくさん残されていますが、東北の人が伊勢参りに行ったら、ついでに四国の金毘羅さんまで行っています。40冊くらいの東北発の道中記がリストに載っていましたが、そのうち、30冊が金毘羅さんまで足を延ばしています。伊勢まできたんだから、熊野にも詣でよう。熊野に来たら、奈良の大仏も見ていこう。京都や大阪にも行かなきゃ。船に乗ったら金毘羅さんも、すぐそこやのような感覚だったようです。一生に一度の旅だと思えば、見なきゃ損のような気分だったと思います。
ほんとに修行でしたね。
昔の人って健脚。
お土産の数々が全部おいしそうです。
蒸かし芋が干し芋で、お水が竹筒入りだったらなお素敵(^^♪
越後屋の女中さんへの執着も、沖人さんの行動力の源だと思えば、、
有りかな(~_~;)、、
東海道五十三次の論文を読むと、江戸の後半には、女性だけの旅も多くなるのですが、旅慣れていないので、宿屋などでぼったくられることがあります。そのために、宿屋と交渉するために、男性の旅人に宿屋の交渉をお願いすることが、よくありました。道中記を読むと、伊勢詣では、伊勢踊りを見ながら、合コンのような感じです。
逆にジョギング姿の方が警戒心溶けたかも(笑)
それにまずあちらからはお声がけはないと思いますよ~!
読んでいる側としては、面白かったです(* ´艸`)クスクス
武者修行に納得です!
ここだけの話ですが、新宿駅西口のスイーツパラダイスの売店で、100円ケーキを4つ。新高円寺駅の串屋さんで、串揚げが100円セールだったので、大葉鶏串、ピーマンの肉詰め串、ヒレカツ串を買いました。しかし、昨日は疲れ果てていて、パンもケーキもおはぎも食べることができず、お風呂に入ってすぐに寝ました。ケーキの気分でないので、今夜のデザートはおはぎにします。
女中さんがいたら、いい格好をして、「その荷物、持ってあげるよ~」と言って、川崎宿でダウンをしていたでしょう。6時47分に出発して、17時30分くらいです。江戸時代の人は、朝4時に出発しているみたいなので、負けました。サザエは、赤飯も美味しいですね。北海道らしい甘納豆バージョンです。
武者修行の意味がやっと理解出来ました
壮大な計画でしたね(^_^;)
理想と現実上手く行かないですね
なかなかストイックになれませんよね
おはぎ・パン・赤飯弁当・・・まだ有りそうな気配感じますが
歩いた分以上のカロリー摂取になるね(笑)
だらしないとは全く思いません
色々な計画を立てる沖人さんって面白いです ( *´艸`)
43kmのウォーキングお疲れ様です。
ご期待していた越後屋の女中さんがいらっしゃたらもっと足取りが軽やかになってたかも。
通算何時間かかりましたか~、相当ですよね。
サザエのおはぎ美味しいんですよね。知人のおばちゃんが勤めていてよく食べました♪
中学の徒歩遠足は、徳島県境の山奥から学校まで30km歩くものだった。去年は、伊豆大島のフルマラソンを完走している。それなのに、今回、ギブアップしたのは、越後屋の女中のせいだとしか考えられない。それか、横浜で、蒸かし芋を食べながら、水を飲まなかったせいかもしれない。給水を待つ。
越後屋の女中さんとの出会いを期待してもいいけど
いつものジョギングウェアとシューズだったらもっといい結果が出せたでしょう
女中さんだってそっちの方がステキだわって見てくれたと思うし(*‘ω‘ *)
今度おしえてくれたら、横浜で給水やってあげます('ω')ノ
今年の箱根駅伝の帰り早稲田の給水係女の子だったよねー
かなり早く走れないとダメだなってみてて思ったけど
沖人さんの速さなら渡せる自信あります(*^^)v