さよなら「寅さん」
- カテゴリ:映画
- 2020/01/14 01:48:58
昭和の人間なので、正月は「寅さん」だ。
従兄たちと初詣の帰り、映画館がお約束。
そんな昭和のお正月もとうの昔にし過ぎ去って
以来、お屠蘇でうだうだ過ごす正月休みが続いていたけれど
この正月は久々「寅さん」に逢える!
大昔を思い出しつつ、本日映画館へ。
街は着飾った若者たちで賑やかだったけれど
映画館にはかつての若者がイッパイ。
皆私と同じ思いで来ているのだろ。
前にも書いた通り、昔の映画館は入れ替えなんかなくて人気作品は立ち見が当たり前。 二本立てなんかモー大変なんだからw
それでも満員の館内皆で笑って、一緒に泣いて。
『ニューシネマパラダイス』のような熱い娯楽だったんだ。
んでもって
時は令和。 映画のタイトルも『男はつらいよ お帰り寅さん』
前作から二十余年、すっかり様変わりした柴又を舞台に懐かしい人々が集う。
ただいないのは「寅さん」。
葬儀は逝く人のためではなく、残された人のためにある、とは言うけれど
確かにそうかもしれない。
ぷっつり終わった前作の幕引きをするように
映画のタイトルは「お帰り」だけど、内容は二度と戻らないあの頃と「寅さん」を描いていて、「さよなら寅さん」だ。
もう終わったんだよ!といい含められているような、悲しさだけが残ったなぁ。
エンドロールに涙が止まらず、泣きぬれて帰ってきました。
明日仕事になんないなぁw
吸ったり、吐いたり・・
読んだり、感じたり、壊したり・・
使い道、いろいろ。
場を共有する臨場感。
参加している共感。
「なんば花月」だからこその空気。
わかりますw
これは、お恥ずかしながら 存じ上げませんでした。
面目ない・・。
『バカ』で、おわかりいただけましたかw
意外に、みなさん わかっていただけず・・
なんだか、すごくうれしかったです。
喜劇。
私は、一等先に思い浮かべたのは『吉本新喜劇』
TVでは、笑えないのに
大阪の本場では、げらげら・・。
あれ、なんどヤッても不思議です。
空気かな?
麻薬物質の類かな?
正月映画といえば
寅さん⇒トラック野郎⇒釣りバカの系譜かな?
喜劇は
「笑われる」のではなく、「笑わせる」のだから
腕に覚えのある演技じゃないと難しいよね。
釣りバカも三國連太郎演ずるスーさん
社長の威厳の裏で、ふと見せるリーダーの孤独
浜ちゃんの癒しが実によくできていたよね!
今、こんな喜劇は誰ができるだろう?
こんばんは。
雲谷さんらしい『論評(?)』
ほかほかします。
寅さんとは、タイムリーに映画館では逢えなかったけれど、
バス旅行とかでは、終盤にガイドさんが
「トラにしますか?バカにしますか?」が、お約束。
そこで逢うのが、メーンかな。
雲谷さんに薦められると、興味が湧くのは・・ふしぎだ。
p.s. 男はつらいのかもしれないけれど
女もつらいのだよ。
ね。さくら~。