温泉ドリーム♪
- カテゴリ:仕事
- 2020/01/25 19:54:23
敷地内で見つかった2湯目の源泉、
どんなお風呂にするか、まだ検討中です。
熱効率の専門家の意見を聞いたり、
地元の大手ゼネコン(これ、言い過ぎ?)CEOのご意見を窺ったり、
あれやこれやと考えてはいるのですが、
なかなか,コレ!という決定打に行きつきません。
どうしたもんかなー。
いくら源泉はタダだといっても、
再加熱の燃料代が、バカ高になっては元もこもありませんし、
かといって、ケチ臭くしみったれた温泉も…イヤ!だし。
どういう風に、したらいいもんでしょう。
国立公園内ということもあり、
自然公園法という、ものすっごく固い縛りもありますから、
あまり派手なこともできません。
大々的に広告を打って、集客する気もサラサラありませんから、
あまり大規模な温泉施設は、資本回収が困難になります。
ほどほどというのが、難しい。
https://nannsetogg.naturum.ne.jp/
ま、遠足と一緒で、計画しているときが一番楽しいんですけど♪
とにかく自然エネルギーを利用したシステムを検索してみると
『ヒートポンプ』という技術がありました。三菱重工の宣伝によれば
外気温が-25℃でも、まだ熱が高いと見て、その気温を取り込んで
内部でCO2ガスを圧縮することで加熱し、なんと90℃の水が出るという
機械がありました。
問題は、
・具体的に加熱できる水量(流量)はどれくらいなものか?
・温泉水による腐食対策
・海沿いゆえの塩害腐食対策
・使用電力は?
という所ですかね。
最低限の電力は必要ですが、直接電力を熱エネルギーに変換する訳ではないので
省エネになるというシステムです。スターリングエンジン的な発想ですね。
(参照ページ)
https://www.mhi-mth.co.jp/products/expand/air_to_water_1.html
炭焼き排熱利用、考えましたともー。
しかしながら、炭焼きは月に2回、熱が出るのはたったの一週間、
なかなか実用化には、向きませんでした。
やっぱねー、薪で暖めるのが熱効率は一番かと・・・
残念。
アリがちなんだもんなー。
”炭焼きの熱を利用して、源泉を温めるシステムを作ったらどうだろう?”
窯が冷えたら多分炭焼きにはマズイので、窯を出て行く廃熱を利用して
出口付近にボイラーで熱するユニットを設置して源泉を循環させて、
それで温めることができたら良いんでないかい?…と
でも、それだと温泉周辺が煙たくなる状況も想像できてしまう訳で
にんともかんとも (´・ω・`)んー…
その中で「水を太陽光で温めてお風呂に入ろう」という計画がありました。
里山計画で関わっている人は大学教授達なんですけど、
お風呂はなかなか上手くいった例がないという…orz
通常の水温からなので、相当に条件は厳しいですけどね…
温まりそうで冷たいまんま… 見ているこっちも首を傾げます。(´ω`) ンー…
1gの水を1℃上げるのに必要な熱量が1cal ≒4.2J[ジュール]
どれくらいの仕事量なんだろう?と言えば、70ccぐらいの水を魔法瓶の水筒に入れて
およそ1000回振ると1℃上昇したという実験結果がありました。(;´Д`A
片や、ロケットストーブという、熱変換効率がむちゃくちゃ高い薪ストーブを作り、
ピザを焼いたりしているシーンもあり、こちらの方が遥かに実用的でした。
キャンプグッズとしても売られているようですが、センセーの作ったロケットストーブは
パワーが凄かった… これを温泉に利用できれば高効率で加熱できるんじゃないかな…
とは思うんですよね。「薪が一番良さそうだ」という結論に…
それでも、一杯分のお風呂を沸かすまでに相当時間がかかりますよね。
昔の「薪で沸かしたお風呂」は、火を起こして、勢いがついてからは
時々薪をくべたり、薪の位置を調整したりする感じで、効率を上げて45分ぐらいでしたかね…
(´ω`) ンー… 源泉からの22℃がスタートであれば、もっと早く温まりそうですが…
「薪ボイラー」で検索したら相応の商品が出てきますが…
せんせーのロケットストーブ方式が良いな~
サウナを立ててですねー、22度でしたら温泉ではなくて
体を冷やすためのプールのようなものにするというのはどうでしょう(笑)
かえって費用かかっちゃうかなー??