15: ゴタの仏教日記②
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- 2020/02/29 10:00:18
2月29日(土)その2
仏教学習のノート ②
ある日、ゴタは難しい本を読んでいました。
(影の声) ははん、難しい本よんで、難しい人間になりよったわ。
うるせ。黙って聞け。
その本は、岩波文庫「法華経(中)」だったのだ。
284ページから、妙法蓮華経従地湧出品第十五。
長いので、かいつまんで言うと、世尊が、入滅に当たり、
それまで説いてきた教えを後世に誰か伝えてもらいたいと言ったら、
地面が割れて、たくさんの菩薩様が湧き出るように出てきた。
それぞれの菩薩様は、またそれぞれに、多くの眷属を従えていた。
彼らはみな、身体は金色で、32の吉相をそなえていた・・・
これをみたとたん、ああ、これは!
と思い至ったことがあった。
これは、玄米食のアドバイスかも。
健康になるため、のちの世の私たちに、教えを残してくださった。
さて、みなさん、菩薩とは、自分の身を犠牲にして、人を救う存在
でした。
それは、お米です。自らを投げ捨てて、人々を生かす存在。
身は金色というから、白米にせず、玄米のまま食べる。
実は、最近、玄米を20kg買ったのです。
ただし、炊き上げるのに時間が3倍かかる。水の量も3倍必要。
なので砂漠にもっていくときは、あらかじめ、炒り米にして、
保存食として、携行するのがいい。
(あ、誤解しないで。おいら、蒙古の砂漠には行く予定はないからね)
玄米がいかに、病気に対して、治癒力があるかは、戦中戦後活躍した
桜沢如一著の「東洋医学の哲学」(日本CI協会)に詳しい。
(おいら回し者ではないからね)
桜沢は、穀物は、人間の取るべき基本の食事だという。
地球上に、人類が(あるいは類人猿が)
(アウストラロピテクスかそんなエテコ)生まれたときに
禾本科(かほんか)(イネなどの穀物)が誕生した。
どういうことかというと、たとえば、地球上にシダ類が繁殖したときに、
それを食べる恐竜が生まれ、バナナなどの果物が生まれたときに、
サルなどの霊長類が生まれた。
植物と動物との相関関係を示したうえで、
お米は人間が食する基本だと言っている。
人間に必要な養分はすべて、米に含有されているというのだが・・・
ただし、これはうのみにできない。
氏の説によると、体内で原子転換ができるからだを取り戻さない
といけないらしい。
どういうことかというと、
たとえば、ゴリラやチンパンジーは、バナナしか食べていなくても
筋肉隆々である。どこからタンパク質が出てきたか?
体内で作りだしたのである。これが原子転換。
原始人はこれをやってのけていた。
が
時代が下がれば、食生活が潤沢し、あれこれ、栄養豊富なものを
取り入れたため、原子転換機能が衰え、機能しなくなった(らしい)。
桜沢の談話では、粗食(素食)にすればその機能も取り戻せる
というのだが、まだそこまでは、ゴタも踏み込めない。
3日に1回程度の玄米を炊いています。
効果はまだ、はっきり出ていませんが、今のところ、
血糖値は、落ち着いてきました。(ゴタ家はみんな糖尿持ち)
一度だけ、(これは昔の話)桜沢の弟子だという大森 英櫻(おおもり ひでお、 1919年(大正8年) - 2005年(平成17年))のセミナーに参加したことがある。
この人、生前、桜沢氏と邂逅して以来、ぱったり肉食をやめたという。
大森先生も、久司道夫(アメリカでマクロビオティックを普及させた人)
先生も、ともに、桜沢の弟子で、肉も牛乳も取らなかった。
それで、アメリカの栄養学者と議論を交わした。
「栄養の宝庫の牛乳を取らないなんて、無茶にもほどがある。」
「いやいや、私たちは、ドロボーしてはいけない。」
「どういうことだ!」
「牛が自分の子を育てる大切なものを人間が横取りしてよろこぶなんて
私にはできない。」
なんだってさ。
そんなこと言ってたら、ゴタのはちみつ健康法も批判されそうだ。
まあ、折衷案を取り入れ、少しだkえ、玄米食をしている
今日この頃です。