2020年1月期ドラマ総決算ほぼ完全版
- カテゴリ:テレビ
- 2020/04/02 18:10:23
2020年1月期のドラマ総決算です。
ドロップアウト組
●大江戸スチームパンク テレビ大阪 土曜深夜1時26分~
江戸をモデルにした架空の都市を舞台に、蒸気力を利用したスーツを着たヒーローが活躍する大人向け特撮だったが、ストーリーが単調な上、コメディ仕様なのに笑えず、3話くらいで脱落。
佳作ショートドラマ
●連続殺人鬼カエル男 フジテレビ 木曜深夜0時25分~
煽情的なタイトルのわりにしっかりしたミステリードラマだった。真犯人が最終回前に分かってしまったけれど、30分枠なので仕方ないか。
●8位
駐在刑事 Season2 テレ東 金曜夜8時~
前作を見たので何となく最後まで見てしまったドラマ。元々2時間ドラマだったので、よくも悪くもそれっぽい感じがプンプン。ミステリーというより駐在の活躍を描く警察ドラマなので、特に頭をひねったりすることもなく、だらだらと見ていられるのは好みが分かれるところか。奥多摩の豊かな自然が背景なのは目に優しい。こういう自然豊かな場所でのロケが多いドラマは撮影が大変らしいが、一応東京都内ではあるので結構気軽に作れるのかなと思ってしまう。多分また続編がある。
●7位
アリバイ崩し承ります テレビ朝日 土曜夜11時15分~
アリバイ崩しを得意とする主人公より、それに頼ってしまう監理官視線で見てしまうので、ハラハラすることか多かったが、ライバルのボンボン刑事が一周回って愛おしくなるくらい清々しいバカなので、なんだかいい感じに収まっていた。浜辺美波をちゃんと見るのはこれが初めてだが、思ったより嫌な感じはなく普通に見れた。役柄がハマっていたのかもしれない。アリバイトリックは結構複雑なものが多く、まともに見てないとついていけないことも。最終回が最終回らしくない終わり方だったので、原作の進み方によって続編があるかもしれない。
●6位
スカーレット NHK 月~土曜朝8時~
まず前半は、主人公が置かれた状況が結構悲惨なのに、関西独特の明るい感じで乗り切り、わりと笑えるドラマになっていた。時代特有の女性蔑視表現はウザかったけど、まぁ事実だし仕方ない。後半、実際は夫が浮気して別れたのに、それを別の理由にしていて、不自然極まりなく、ストーリー的に納得がいかなかった。またその後の息子の病気については事実に即しているのだが、さすがに朝から見るのはきつい感じだった。いつもの忙しい母親に反発する子供というありがちなパターンでないところはよかったけれど。演技的にはメインキャスト全員が演技派で固められており、いつもの不安な部分がまったくなかった。吉本新喜劇のメンツが多用されていたのも、新喜劇好きには嬉しかった。
※主演女優賞/助演男優賞(林遣都)/助演女優賞(大島優子)
●5位
科捜研の女 テレビ朝日 木曜夜8時~
まずは1年間の長丁場、お疲れさまと言いたい。番組改編時に1か月以上休んでたりしたので、実際放映されたのは8か月前後だと思うんだけど、それでも長かった。相変わらずベテラン脚本家が揃っているので、プロットのクオリティは高い。特に戸田山の回が好き。土門のやめるやめる詐欺を結構引っ張ったのは、捜査一課長のスペシャルのためか。蒲原の詐欺もあったけど、結局1年間安泰だった。このドラマがここまで長続きしているのは、抜群の美人だけど演技はイマイチの沢口に、変人リケ女の役柄がぴったり合ったからだと思う。1年間放映され、次のシーズンはいつだろうか。次こそ20周年になるので、またいろいろやってくれるのではないかと期待している。
※主演女優賞
●4位
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ フジテレビ 月曜夜9時~
前半は1話完結タイプの刑事ドラマだったけど、後半はメインストーリー1本。最終回の2回前のラストに、水野美紀演じる香坂が死んでしまったのはちょっと残念。初回から、まるで主人公が香坂を殺したような細切れの先出しシーンが続いていたが、結局彼が殺したわけではなく、騙されたというよりも、あの一連のシーンを先に流す必要あった?という疑問が強い。テーマそのものは、犯罪被害者の遺族、加害者の遺族、そして被害者本人の苦悩を描いていて、チャラめの演出にごまかされてはいたが、かなり重たいものだった。最終章に長年仮面ライダーのスーツアクターをやっている高岩成二が顔出しで出てきたのは、ライダーファンにとっては嬉しかった。アクションキレッキレだった!
※助演女優賞(水野美紀)
●3位
相棒 season18 テレビ朝日 水曜夜9時~
今作では、なくなってしまった「花の里」に代わり、「こでまり」という元芸者が経営する小料理屋が、最終回になって登場。今までの女将は、初代は杉下の元妻、2代目は杉下が逮捕した前科者と、杉下とかなり縁のある人物だったが、今度は甲斐パパの紹介で、まったく知らない人物。ドラマにどうなじんでいくかがこれからの課題。あと、冠城の安定感が万全で、ひょっとしたらずっとこのまま相棒役を務めるかもしれない。青木もかなりお気に入りの様子。10年前とは様変わりしてしまったけれど、水谷が70になっても続けていくんだろうなと思われる。すでに幹部たちの見た目がヤバい。ストーリーの方は、面白い作品が増えてきて、安定を見せ始めたように思う。
※ミステリードラマ賞
●2位
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 テレビ朝日 木曜夜9時~
キャスティングや設定から、テレ朝の本気を感じ、視聴率次第では続編もありうると思ったが、初回放映後にダブル主演の1人の東出のスキャンダルで台無しになってしまった可哀相なドラマ。ドラマの出来がよかっただけに、特にもう1人の主演の桐谷が哀れでならない。ただ脚本や現場の意気も落ちたか、それとも東出をあまり出さないように配慮したのか、ドラマの魅力自体も次第に衰えていったような気がする。私はスキャンダルをあまり気にする方ではないけれど、ドラマの質自体に関わってくるのはさすがに萎える。内容的には面白かったけれど、残念としか言いようがないドラマだった。
※ミステリードラマ賞/特別賞/主演男優賞(桐谷健太)
●1位
パパがも一度恋をした フジテレビ 土曜夜11時40分~
夫と子供を残して死んだ妻が、おっさんの体で戻ってくるという奇抜な設定の、笑って泣けるホームドラマだった。初めは存在を知らなかったが、始まってから何の気なしに見てみたら、かなりハマった。とにかく全員演技派の俳優たちが個性的な役柄を演じているのだから、楽しくならないわけがない。特に塚地はお笑い芸人だが、その演技力には本当に脱帽する。主演の小澤もいつもマジメな役が多く、これだけぶっ飛んだ役を見るのは初めてで、コメディも全然いけるんだと感心。前半、おっさん妻が周囲に溶け込むまでのドタバタはかなり笑えたし、後半なじんでからは感動して涙することも多かった。深夜ドラマなのが残念だったくらいの上質なコメディだった。
※大賞/コメディー賞/恋愛・ホームドラマ賞/特別賞/主演男優賞/助演男優賞(塚地武雅)/助演女優賞(福本莉子)
レンチンタイプでもちょい足しで美味しくなりますよ。
キューピーのメーカーでレンジでチンするタイプなんですよ~!
たらこスパですと茹でたイカを入れたり、サラダやスープなどを付け合わすといいかも。
今日はニュース7→フジのクイズ番組2本→ニュース9でした。
miumiuさん、火曜日は面白番組がたーくさん、何を見ますかあ?
ドラマが思うように見られるようになってからは、ドラマばかりになってしまいました。
なので見るドラマも当然ミステリーに偏っているのですが、
ミステリーに恋愛やヒューマンドラマの要素が入っているのは大歓迎です。
科捜研は昨年4月から始まったので、1年間でしたね。
テレ朝開局60周年記念とかだったと思います。
通常なら今年度下半期か、下半期の1クールにまたやってくれると思います。
これだけ長続きするのは、現場の雰囲気もいいのでしょうね。
朝ドラは、今期のエールから、土曜日はその週の総集編になりました。
働き方改革のためだそうですが、新型コロナの影響もありますし、
ちょうどよかったのではないでしょうか。
私が住む地域は、新型コロナの感染者が出てはいますが、
都市部と比べるとまだそれほど多くはありません。
musicaさまは北海道にお住まいなのですね。
北海道では感染者が出始めた頃に、緊急事態宣言を出し、
賛否両論あったようですが、私は英断だったと思います。
1日に判明した感染者が100人を超えた東京が、
いまだに経済への影響を恐れてまごまごてしているのを見ると、
見習ってほしいと思いますね。
まごまごしているうちに死者が数千人とかいう規模になったほうが、
経済への影響が大きいと思いますので。
私のようなインドア派は食べ物とインフラさえあれば全然平気ですが、
そうでもない人が世の中にはいっぱいいるので、お気の毒に思います。
インターネットは感染の脅威なく遊べる手段の1つですので、
大いに活用…と言いたいところですが、利用者が増えると
回線が混雑してしまうのですよね…w
出てくると思いますよ。
でも、幅広く見ているので、関心を持って読ませて頂けるというのが、私の個人的な感想です。
私も相棒と科捜研は見ていますが、科捜研の女はテレ朝の記念番組に定番になってしまい
前は半年も放映されていなかったのに、1年間放映されたように思います。
よほど、主演キャストもいいから続くのだと思います。
科捜研の脇役人の人もかなりすごいですからね。
あとは、よくNHKの連ドラなどは、朝は見られないので、
日曜日に今までのストーリーもやってくれるので、みて覚えていることもありますね。
そちらの方は確か感染者が多い地域に住んでいるのであれば
精神的にも疲れてきてということもあると思います。
ちょうど色ガチャイベント限定の始まりかけの時に、
私の所は感染者が増えだして、とうとう道知事が、学校休校まで言い出したぐらいですから。
今回も、6日から学校は再開する予定なのですが、万が一のことを考えて、
感染者の多い地域への旅行は自粛をして下さいと言っていました。
miumiuさんも少しでも感染者の数が減れば、精神的に疲れているのであれば
元に戻れるほうがいいですからね。
用心することはいいことですからね。
本当に皆さんが書いていますが、そういう点ニコットは感染は関係がないということで
訪問して頂いて有難いですね。これからもよろしくお願いいたします。
お大事にして下さいね。
スカーレット、順位が低いのに俳優さんたちが候補に入っているのは、ストーリーはイマイチだったけど、演技が素晴らしかったってことです。
アリバイ崩しも、特にヤスケンがよかったんだけど、あの人、いつもいいからw この程度では候補には入れませんよ! 成田凌もオバカの演技がよかったんだけど、何か鼻についたのでw ライバル役で鼻につくってことは、演技が上手ってことなんでしょうけどね。
全体的に見ると、ヒットしたのは恋はつづくよどこまでもと、テセウスの船でしょうね。テセウスは時間が許せば見たかったのだけど、1話を見なかったのでそのまま見ませんでした。恋はつづくよは、上白石がどうしても苦手だし、最近佐藤健まで苦手になりつつあるので、見る気になれませんでした。
あと堅調なのが相棒と科捜研。相棒は全話2桁キープ、科捜研は平均2桁、今時立派なもんだと思います。トップナイフも一応平均2桁か。でも全然話題になりませんでしたね。今期の日テレは他の作品も低調でしたね。今期勢いがあったのはTBSかな~。
来期、というかもう今期に入ってしまいましたが、コロナショックでの自粛や残念な訃報が流れる中、ドラマという架空の空間だけでは、現実を忘れたいものですね。撮影現場では、感染が拡大しないよう、十分気を付けてもらいたいですが。