Nicotto Town



新型コロナ感染拡大と小説「赤き死の仮面」


今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、様々な小説等で
描かれた状況との類似点が色々と指摘されております。

最も有名なのは高島哲夫氏著の「首都感染」でしょうか。
内容は、致死率60%の新型インフルエンザが中国で開催の
サッカーワールドカップを契機として世界に蔓延してしまい、
感染拡大を防ぐために東京を封鎖するという内容で、2010年の
発表ながらあまりにリアリティー溢れる内容のため、現在
再販としては異例の売れ行きをしているそうです。

他には、2020年の東京五輪中止をズバリ30年前に予言した
ということで話題となった大友克洋氏の「AKIRA」も記憶に
新しいですね。 

全然話題にもなってないですが個人的には私が昔読んだ小説で
気になっているものが有ります。内容の怖さのためトラウマにさえ
なっており、到底再読する気にはなりませんが・・。

それは
エドガー・アラン・ポーが1842年発表した短編小説
赤き死の仮面』(The Masque of the Red Death)です。
内容は、赤死病が流行しているという中世ヨーロッパの架空の国の
物語。赤死病も架空の病ですが、その病にかかると全身の毛穴から
血を噴きだして死ぬという恐ろしいもので、黒死病(ペスト)が
モデルと言われてます。

ストーリーは次のようなものです。(ネタばれ有り、注意ください)
赤死病が蔓延して多くの民衆が亡くなっている国で、苦しむ民衆を
よそに国王は、貴族たちを集めてお城の門を固く閉ざし、自分たちは
中で毎晩盛大な饗宴にふけりました。
連日連夜の饗宴が延々と続いたため、ある日流石に飽きがきた国王は、
客たちをもてなすために仮面舞踏会を開催することとしました。

そして仮面舞踏会は盛大に催され、盛り上がった宴は夜中過ぎまで
続きました。
その内、参加していた貴族たちは、この舞踏会の中に赤死病を
思わせるような血をにじませたような不気味な黒い衣装と
マスクをつけた誰も知らない男が紛れているのに気づきます。

楽しい祝宴の中ながら、その男の装束があまりにも不吉で
不気味だったため、国王は激怒して男を追いかけます。
国王は逃げる男を一番奥の部屋まで追い詰め、短剣で
刺そうとしましたが、なぜか急に倒れてその場で亡くなりました。
そこにいた人々は国王に代わり男に襲い掛かって正体を確かめようと
仮面を剥ぎ取りました・・そこで判明した男の正体とは・・?

そこには何も有りませんでした・・仮面の下は顔は無く、
空っぽ・・・単なる空洞だったのです。
つまり、男の正体とは、赤死病そのものでした!
仮面が剥ぎ取られた瞬間、赤死病は解き放たれ、そこにいた
貴族たちは、たちまち侵されて皆苦しんで死んでいきました・・

以上のような内容です。私は仮面が剥ぎ取られて男の正体が
判った瞬間、とても怖くて背筋がぞっとした記憶が有ります・・。

なのでストーリーはあまり思い出したくないのですが、今回の
新型コロナウイルス対策における国の対応を見てると、
どうしても・・(~_~;)







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2020/09/03 00:11
この時間でも30℃あるので
毎日換気扇まわしてじゅんかんさせてねてます
そうしないと
湿気があさすごいので・・
たいへんなんです。
63%くらいまでにしないと
たいちょうくずします。
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2020/04/19 15:14
赤き死の仮面 怖そうですね。あらすじを読んだだけで背筋が凍りました。

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2020/04/08 16:48
亜希~~~~~~~~!!
自分が怖いというものを人に紹介しても良いというものではないでしょう(怒

いえ、私は怖くないよ・・ホントだよ・・
でも、でも・・きっと怖がる人がいるかも・・・(((( ;゚д゚)))アワワワワ

つい、最後まで読んじゃったし・・(;_;)
どうか、夢に出て来ませんよう・・・コロナも退散・・(-m-)” パンパン!!

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2020/04/08 11:34
亜希さんもホラー小説読むんだね~(^^♪

でもウイルスのお話って、どうしても現実に結び付けちゃうので
ちょっとでも当たってたりすると、やっぱ読むの怖いかな・・(~_~;)

そう言えば今の政府もパーティ、宴会とか大好きだよね・・
こんな大変な時くらい止められないのかなぁ・・・・(# ゚Д゚)




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