花びらを探しに行こう
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/04/24 02:06:58
遠い日の思い出は
ぼやけているけど印象的だ
笑った顔
怒った顔
笑った声
怒った声
化粧の香り
香水の香り
服の色目
髪の形
遠い日の思い出は
ぼやけているけど印象的だ
花びらが風に舞い散るように
一つ一つが落ちてきて欲しいな
その一つ一つ手のひらに集めて
思い出の押し花を作りたいな
いつまででも見ることが出来る
ノートに貼り付けておこう
ページを開くと
どんな顔が見え
どんな声が聞こえ
どんな香りがするのかな
明日作ろう
花びらを探しにいこう
この春の
青い空の下へ
2011年に別ブロに書いたものです
この詩を選んだわけではありません
何気なく見ていたら出てたものです
アレクだったらもっと力強く書くのかな?
秘めた情熱?
ん~愛情を注ぐってエネルギーがいるよね
半分は相手からもらっているような気がする
それは表情、声、香り?とか存在そのものから
そして注ぎ続けるのは根気から?
その努力が愛情だよね