傑作はまだ
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/04/28 02:39:34
【傑作はまだ】∥瀬尾 まいこ/著∥ソニー・
ミュージックエンタテインメント∥2019.3∥
・・・★★★★★
ミュージックエンタテインメント∥2019.3∥
・・・★★★★★
ひきこもりの作家の元に初対面の息子が突然
転がり込んできて、血のつながりだけの父子
の同居生活が始まる。果たして、本物の家族
になれるのか!?瀬尾作品は四冊目、確実に
ほっこり心を温めてくれる。「おいしいよ」
と勧めてもらった”からあげクン”、淹れて
もらったコーヒー、間に人が入ることで何倍
にもおいしく感じられるのがうれしい。主人
公が小説家で、その裏側が生々しく自虐的に
描写されている箇所あり。どこまでがフィク
ションなのか実体験なのか、本屋大賞受賞
直後の一冊、攻めてますよね!?
転がり込んできて、血のつながりだけの父子
の同居生活が始まる。果たして、本物の家族
になれるのか!?瀬尾作品は四冊目、確実に
ほっこり心を温めてくれる。「おいしいよ」
と勧めてもらった”からあげクン”、淹れて
もらったコーヒー、間に人が入ることで何倍
にもおいしく感じられるのがうれしい。主人
公が小説家で、その裏側が生々しく自虐的に
描写されている箇所あり。どこまでがフィク
ションなのか実体験なのか、本屋大賞受賞
直後の一冊、攻めてますよね!?
ヤツフサさんの前にも突然現れたらどうします???(^^)
bookendさんの素晴らしすぎるレビューにはかないません。
読書メーターで数えてみたら全215文字、あと40文字足せば
完成するので、”レビュー泥棒”したくなるくらい。(><)
そして、後半ではご贔屓の作家さんの思いを代弁しながら、
前日記分で重箱の隅をつついた私をそれとなく、たしなめて
下さっているんですね。(というふうに受け取りました。)
自分もOK、相手もOKというコミュニケーションの例として、
学ばせていただきました。正直ぐぅの音も出ないとはこのことで
お礼のみでスルーするか一旦休業するか考えた末、やっと今、
言葉に綴ることができて、一歩進めそうです。まさかこんなにも
書けるとは、長くなりました。もう一度、ありがとうございます。
懲りずにどうか末永く、お付き合いくださいませ。m(_ _)m
息子は軽いのかと思いきや、作家の作品は熟読していて
さらっと引用してみせるところが心憎いです。
暗くなりがちな設定のはずなのに、瀬尾まいこと言う作家にかかると
コミカルですらあるというのが魅力なのでしょうね。
作家と言うのは時にその職業を自虐的に書くことがありますよね。
栗本薫やスティーブン・キングなんかもそうです。
優れた作家が書くと全然厭味じゃないです。