Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


わたしを待ってくれていたのは、


3人の子の親であった600年前ぐらいの前世

前世を理解してしまっているわたしは

ズルをしているのだろう。

全部忘れてリセットされて、生まれて来るのだから。

ただ因果律をたどれるなら・・・ありのままに見れるなら

自身の前世を視る事はそんなに難しい事じゃない。

まあ、そんなことはどうでもいい。

600年のわたしは

心に湧き上がる闇をずっと押さえ込んでしまっていた。

死の間際になって

わたしの心から湧き上がる闇は

屋敷よりもはるかに大きく

赤い目をしていて、大きな牙と口を持つ狼だった。

「やっぱりあんたなんだ。もう抗う力すら残って無いわ。あんたの勝ちよ。一緒に行きましょう」

0歳で殺された前世へつながる。

江戸時代、両替商として32歳で事故死。
今世、実は32歳で事故死するはずが、どういうわけかわたしは42歳まで生きてしまっている。ありがたや。

大正15年生まれ、19歳で恋人を追いかけて自殺。

昭和52年生まれ、現在。
600年経って、何か変わったか???

600年前よりはマシになったかもな。

わたしは思う。
前世の記憶を思い出して良かったと、運がいいと、

だが、次に生まれ変わる場所は

それは本体にでも聞いてみよう。

あなたを

あたたかい 場所へ

導いてくれるのは

音(おと)ですか

それとも言霊(ことだま)ですか

サイレントヴォイス

声無き声ですか。

静かなる目。

サイレントアイズ。

わたしは和楽器の音のようです。

あい




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