Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~「黒の女王陛下は退屈を拗らせる」

お気に入りコーデ

もらったステキコーデ♪:17

光と影の王国はふたりの女王を戴く。
女王たちは政務からは遠ざけられ、国民からは遠巻きにされる。
生まれながらに世界を壊せる力を持つ故に。
最も聖なる存在であり、生ける奇跡でもある。
双子のように同時に生まれた女王は、
白と黒、相手の力を打ち消しあうことでようやく、
自身と周囲に平穏を得られるのだ。

たいていの我儘は許される。
たいていの贅沢も許される。
それでも。
崇拝と畏怖はあれど親しみを寄せられることもなく、
玉座の軛に囚われたまま、ただ生きていくことのなんという虚しさか。
代々の女王たちは心を病み、果ては生ける屍のごときものになっていく。

そう、今代の女王もそうなるであろうと誰もが予測した。
だが。

「うーん、退屈も一周するとちょっと面白いかも」

今代の黒の女王陛下は、斜め上に前向きだった。

「なんでも許される自由って、不自由と同じよね。
縛りを作ってその中で遊ぶ方が楽しいもの」

代々、互いに不干渉であったにも関わらず、
積極的に白の女王と交流した。
対等な存在であれば、気遣いも不要だ。

「さあ、今日は白ちゃんと何をして遊ぼうかな」








黒66のフリマ解禁で、目玉の
「光と影の栄光 玉座の黒き女王」確保できました。
一見、普通の着物かと思いきや、裾がレース。
そしてがっつり見えてるおみ足がタイツにヒール。
立派な和洋折衷です。
なのでテーマも和洋折衷で。

冠は「おり姫の髪飾り(金)」
「海底のファンタジア 氷華ピアス(赤)」
そして「お正月のおでかけショール2012(赤)」
バックに「ロゼッタの愛情満点後ろのきらめくバラ」
と、キーカラーは赤。

でも着物(?)に「帯(新春牡丹)黒」をあえて締める。
奥手には黒46「新春花札、金扇(振って花鳥風月)金」。
どちらも赤にしてしまうと、かえって下品な気が下から。

手前には「抱えるペルシャねこ(白)」。
ほら悪役ボスの膝の上が定番でしょう。
絶対普通に猫可愛がりしていそうだけど。

白36「浮世絵繚乱の雅蝶フレーム」に合わせて、
「まとう精霊蝶と妖精の光(アイボリー)」を。
黒にしてしまうと悪役感がましましになってしまうので、
あえてのアイボリー。
悪役というより悪戯っ子な女王さまなので。

そして背景は白27「うさずきん童話のブックカバー」。
この字面とコーデの違和感がすごい。

で、せっかくなので次は白の女王といきましょうか。





月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2017

2016

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.