重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2020/06/09 23:53:29
【マーメイドS】前提として強い牝馬は前後にあるGⅠを使うため、オープンクラスに毛が生えた程度のメンバーになるレース。それは前走条件戦組が毎年馬券になってることからも明らか。序盤のペースは上がりにくいけどスローというとそういうわけでもなく、体力のない牝馬同士での争いやから上がりがかかって結果ミドルペースになってるような感じ。最後に差し馬が台頭することが多い。血統面も特徴的で2年連続でステイゴールド系×エーピーインディ系の馬が好走。エーピーインディ系が合うのは芝の重賞としては珍しいね。他にも母父がウォーエンブレム、ミスターグリーリー、シルヴァーデピュティ、ストームキャットとダートかと思うような血が目立つ。それだけタフなパワーやスタミナが求められるんやろね。
去年の勝ち馬サラスは長期休養からの叩き2戦目。その去年本命にしたように適性は充分。あとは状態が上がってきてるかと流れがハマるか。センテリュオは小回り自体は問題ないはず。ただ馬場は軽い方が良さそうで今週雨予報が多いのはどうかな。サラキアは気性の難しさがあるしどう乗ってくるか読みにくい。血統的には強調点は少ない。ここは人気サイドより穴っぽいところに面白い馬が多い印象。福島牝馬Sでも狙ったけどオルフェ×フレンチDのマルシュロレーヌ、ステイゴールド×クロフネで暖かい時期に好走が目立つリープフラウミルヒ、先行有利のレースになるなら小回りで時計のかかるレースに強いリュヌルージュ、上がりのかかるレースで末脚を伸ばせるレイホーロマンスあたりを。