嵐の夜
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/06/17 23:26:32
嵐の夜
窓を少し開けて外を見ている
稲妻が光る
君の横顔が白く輝く
瞬間黒髪がなびく
破壊的な轟音と共に
君の唇が微かに動いた
あの時と同じだ
花が咲いていた
満開の桜だ
抜けるような青空の元
君の横顔が眩しかった
瞬間春の風が吹いた
花びらが空に舞った
あっと
君の唇が微かに動いた
全てが美しかった
よみがえる時の流れ
また稲妻が白く光った
今君は僕の隣にいる
この嵐の中
僕の直ぐ隣にいる
源氏物語の「野分の巻」からイメージしました
自分勝手に想像してますが・・・
君は「紫の上」で僕は「夕霧」でしょうか?
たまには古典も良いものです^^
古典とか漢詩とか
たまに読むと刺激になります
今日は梅雨の晴れ間
風も心地よい感じ
でも明日からはまた逆戻り
元気なのは植物とカビ君?
今日は青空で気持ちいいです(*^o^*)
古典も良いですね~♪
とても綺麗な詩をありがとうございます。
ありがとうございます^^
なんとなく思い浮かんだことを書いています
今の小説も良いのですが
たまに読むと古典も面白いです
同じ日本人の書いたもの
今も昔もないのでしょうね
過去より未来と思っている自分ですが
忘れ物を探しに過去へと行くこともありと思います
遅いコメントで失礼します。
美しい情景が浮かんできました・・・
セカンドさんの詩は
「素敵」の一言では言えないくらい「素敵」で彙力不足をつくづく感じます(^^;)
源氏物語は途中で読むのをやめてしまったので、また読んでみたいと思いました。
激しい暴風の翌朝、吹き荒らされた庭を見ている紫の上、
その姿を妻戸の隙間から見た夕霧がその美しさに心をときめかせる・・・
こんなシーンから連想しました
絵を見たり本を読んでいる時
景色を見たり、通勤の中の一コマ
そんな中から
ふと言葉が浮かんできます
そうでない時もありますが
刺激が必要なのかも^^
古典からこのような詩を書けるなんて凄いですね。
僕には到底出来ないことですから憧れます。