嘘のような日本兵?の大冒険チベット紀行☆
- カテゴリ:タウン
- 2020/07/05 06:20:40
仮想タウンでキラキラを集めました。
2020/07/05
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ニコット山 | 4 |
展望広場 | 3 |
4択は 関西 でした☆
毎回聞いている河添恵子さんの対談動画の今回のゲストがペマ・ギャルポ氏だったのですが
TVでお顔を拝見したことがあるものの、お話をきちんと聞くのは初めてでした。
聞いてみたら、ご専門でもある歴史の知識が非常に深くて
お話が明晰でわかりやすい。
そして、チベット人でもあることから視点が広く独特で
目からうろこのようにいろんな情報が新鮮でした。
前にもyoutubeの対談動画で感じたことですが、
地上波TVの対談やインタビューはなんだか脈絡がないというか
チグハグな印象で心に響きません、
なので違和感があって聞く気がしない・・
それもあって数年前から全くTVは見なくなったのですが
それはスポンサーの意向だったり、番組側の欲しい
部分だけをつないだり、話して欲しい部分に注文や限定をつけたりで
自由に話せなかったり制限がかなりあったからなのかも、と
今回の非常に理路整然としたお話を聞いて納得しました。
ペマ・ギャルポ氏の知識や経験談の深さに興味をひかれ、
彼についてwikiでググったら、チベットの動乱から逃れ
12歳の時に木村肥佐生(きむら ひさお、(亜細亜大学教授、日本チベット文化研究会副会長)、丸木清美らの支援によって来日し、今は日本に帰化しているそうです。
この木村肥佐生という人がなぜだか非常に気になって、何気に調べてみたら
戦時中情報集めにチベットでものすごい冒険をした方だったことがわかりました。
日本の敗戦が近くなった頃に、各地の情報を
得るためにラマ僧に化けて決死の覚悟でチベットに潜入したものの、
そこで日本敗戦の情報を聞いて事実
確認のためにヒマラヤを超えてインドに渡り、敗戦を知ってからは今度は
成り行きで再びチベットの事情を知るために潜入、と
何度死んでいてもおかしくないような数々の死線を越えて大冒険を繰り返した
方だったようです・・
しかも、その当時21歳!!!
しかも大変な美男子
チベットは高地ですから途中高山病で亡くなる人も周りにいたり、追い剥ぎやら
濡れ衣やら、何度死んでもおかしくない危機一髪の繰り返し、
本当に神がかり、という感じの強運の持ち主だったようです。
強運、といえば、死んだと思っても絶対に死なない、
重傷でも数時間で繰り返し蘇生さえする特殊体質のサイボーグ疑惑さえある舩坂 弘氏という方もいらっしゃいましたね^^;
本を買おうと思ったら、こちらに出ていたのでさーっと読んでみたのですが
資金が尽きてお金がない時に外国人が彼の顔を見て日本人と見破り、
日本人だから、という理由でポンと何万円もの大金を貸してくれたり、人を見る人にはわかる人柄というかそれなりの器の人物でもあったのでしょう。
戦後チベット人たちの支援活動もなさっていたようですが、
生きてらっしゃる時にお話伺ってみたかったです。
大冒険のお話はこちらに。
パンくずリンクがないのでいちいち前ページに戻らないと次が読めませんが・・
面白かったです。
お正月に人のいない大平原を見渡す丘の上でたった一人で君が代を大声で歌った、というシーンがドラマチックで映画みたいだと思いました。
もう一つ、首刈り族と言われたカチン族の王に行きがかりでなってしまった
日本兵のお話もあります。
こちらはキップリングの王になろうとした男、の話にちょっとだけ似ているかも・・
http://ktymtskz.my.coocan.jp/S/kouro/hmry0.htm#2
戦前の日本人、あちこちで素晴らしい話が残っていて、
私もドイツに一人で行った時、パスポートを見せた途端、フリーパス
ということも何度もあって、日本人の先輩方の言動、行動の積み重ねで
こうして恩恵を受けられることに感慨を覚えたことがあります。
特に、私はパスポートチラ見で通してくれたのに、隣のイスラム系の
家族はものすごく厳しくて30分くらいネチネチガミガミ止められてたので、
日本人である、という国際的信用度でこんなにも国民の扱いが違うことに
驚きでした・・
日本人だから、と聞くだけで本当によくしてくれる国がたくさんあるのにも
驚きです。
先輩たちが築いてきた信用を落とさないよう行動していかなければ・・ですね。