Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


気力はあなたの道しるべ


気力・・・やる気って言うのでしょうか。


したい事があるのに、動けない・・・とか。

無気力という言葉があるように。

動けなくなる状態が無気力だとしたら。

気力も充実した状態とは

よく動き、人生を楽しんでいるという事だと思います。

次のお話は仏教の阿弥陀如来が出て来ます。まあ、そういうお話なので読んでから判断してください。
なんなら、その部分だけを置き換えて読んでもいいです。

「地獄と天国」

100人で山を登り始めました。相手の足を引っ張る、気絶させる、突き落とす。
何でもあり・・・頂上に登る・・・

ただそれだけを繰り返していく。

ただ地獄なので、実は頂上は無く、登っても登ってもどこにも辿り着く事は無いのですけど。

そんな100人の中の1人が・・・「やーめた」と、言って山を降り始めました。
登るのは邪魔しても、降りるのを邪魔する人はいません。
「はっ、地べたで這いずっていろ」
「負け犬」
「ぎゃはは、降りてやんの」

いろいろ言われましたけど、やめた男は「降りて降り続けて」と、どんどん降りていきました。
いちばん下までくると、突き落とされた男が言います。
「お、お前も今から登るのか?」
「違う、ちがう。まだ降りるの」
「え?登らないの?」
「うん。ほら、まだ降りる事できそうだし」
「いや、そうだけど。山に登らないと頂上に行って、宝を手に入れないと」
「うん。でも降りるって決めたから。その方が楽しいし」
突き落とされた男は「・・・」何も言わなくなり、さらに降りて行く男を見送りました。でも、何か、こっそりついて行こうと思いました。

降りている男は突き落とされた男と合流し、さらに地下へ地下へ降りて行きます。

すると行き止まりでした。
ただそこには壁と壁にラクガキをする事ができる黒い石が2つ転がっていました。

2人は黒い石を使って、絵をたくさん、たくさん描きました。
真ん中に2人で太陽を協力して描きました。
2人とも死んでいるので、お腹は減りません。
ただ山を登る時と違って、お腹の底からどんどん、どんどん力が湧き上がってきます。どんどんどんどんです。

絵が完成すると、絵が光始めて・・・阿弥陀如来が現れました。

「よくやった。ここが頂上だ」と、阿弥陀如来は言いました。
すると、後ろからどたどたと足音が聞こえて来て、残り98人が土下座していました。「頂上を見つけてくれてありがとう。ひどい事を言ってすまなかった」と、2人に謝って来ました。
2人は98人を許し、100人一緒に阿弥陀如来に連れられて成仏したそうです

気力が消えて行くのは・・・地獄の山・・・

丹田(おへそのあたり)から気力が溢れて来るのが・・・天国への扉・・・

あなたは今。

どちらの道を歩いていますか???

気力が消えている道なら引き返して

気力が溢れている道ならどんどん進みましょう。

気力が消える道は「すべてが敵です」

気力があふれる道は「すべてが味方です」

どっちがイージーなのか。

すぐわかりますよね。

イージーな道でいいんです。

気力が消える道ばかり選んでも・・・若さと根性があれば・・・

ごくまれに生き残ってしまう人もいますけど。

そっちはどうあがいても地獄です。

頂上が無い道です。

それよりは頂上のある道を。

かつて、日本の体操選手は言いました。
「他の選手?他の選手はみんな仲間だよ」
「そんなバカな」と、ロシアの選手。
「最大の敵は昨日の自分さ。敵は自分自身。昨日の自分を超えればいい」
「あ、なるほど」

周囲を仲間と見れるか。
敵として見ていないか。

天国の道を進む。

あい




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