気力はあなたの道しるべ
- カテゴリ:日記
- 2020/07/28 00:48:08
気力・・・やる気って言うのでしょうか。
したい事があるのに、動けない・・・とか。
無気力という言葉があるように。
動けなくなる状態が無気力だとしたら。
気力も充実した状態とは
よく動き、人生を楽しんでいるという事だと思います。
次のお話は仏教の阿弥陀如来が出て来ます。まあ、そういうお話なので読んでから判断してください。
なんなら、その部分だけを置き換えて読んでもいいです。
「地獄と天国」
100人で山を登り始めました。相手の足を引っ張る、気絶させる、突き落とす。
何でもあり・・・頂上に登る・・・
ただそれだけを繰り返していく。
ただ地獄なので、実は頂上は無く、登っても登ってもどこにも辿り着く事は無いのですけど。
そんな100人の中の1人が・・・「やーめた」と、言って山を降り始めました。
登るのは邪魔しても、降りるのを邪魔する人はいません。
「はっ、地べたで這いずっていろ」
「負け犬」
「ぎゃはは、降りてやんの」
いろいろ言われましたけど、やめた男は「降りて降り続けて」と、どんどん降りていきました。
いちばん下までくると、突き落とされた男が言います。
「お、お前も今から登るのか?」
「違う、ちがう。まだ降りるの」
「え?登らないの?」
「うん。ほら、まだ降りる事できそうだし」
「いや、そうだけど。山に登らないと頂上に行って、宝を手に入れないと」
「うん。でも降りるって決めたから。その方が楽しいし」
突き落とされた男は「・・・」何も言わなくなり、さらに降りて行く男を見送りました。でも、何か、こっそりついて行こうと思いました。
降りている男は突き落とされた男と合流し、さらに地下へ地下へ降りて行きます。
すると行き止まりでした。
ただそこには壁と壁にラクガキをする事ができる黒い石が2つ転がっていました。
2人は黒い石を使って、絵をたくさん、たくさん描きました。
真ん中に2人で太陽を協力して描きました。
2人とも死んでいるので、お腹は減りません。
ただ山を登る時と違って、お腹の底からどんどん、どんどん力が湧き上がってきます。どんどんどんどんです。
絵が完成すると、絵が光始めて・・・阿弥陀如来が現れました。
「よくやった。ここが頂上だ」と、阿弥陀如来は言いました。
すると、後ろからどたどたと足音が聞こえて来て、残り98人が土下座していました。「頂上を見つけてくれてありがとう。ひどい事を言ってすまなかった」と、2人に謝って来ました。
2人は98人を許し、100人一緒に阿弥陀如来に連れられて成仏したそうです
気力が消えて行くのは・・・地獄の山・・・
丹田(おへそのあたり)から気力が溢れて来るのが・・・天国への扉・・・
あなたは今。
どちらの道を歩いていますか???
気力が消えている道なら引き返して
気力が溢れている道ならどんどん進みましょう。
気力が消える道は「すべてが敵です」
気力があふれる道は「すべてが味方です」
どっちがイージーなのか。
すぐわかりますよね。
イージーな道でいいんです。
気力が消える道ばかり選んでも・・・若さと根性があれば・・・
ごくまれに生き残ってしまう人もいますけど。
そっちはどうあがいても地獄です。
頂上が無い道です。
それよりは頂上のある道を。
かつて、日本の体操選手は言いました。
「他の選手?他の選手はみんな仲間だよ」
「そんなバカな」と、ロシアの選手。
「最大の敵は昨日の自分さ。敵は自分自身。昨日の自分を超えればいい」
「あ、なるほど」
周囲を仲間と見れるか。
敵として見ていないか。
天国の道を進む。
あい