コーデ記録~金魚公主の憂鬱
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2020/08/27 02:54:17
海神の末娘である彼の女(かのひと)は、
今日もため息をつく。
<金魚公主>
それが彼の女に与えられた呼称。
「なにゆえ、妾が金魚なのじゃ」
それが彼の女には納得がいかない。
絶対に認めたくない。
それなのに、誰もが<金魚公主>と呼ぶ。
愛玩用の小魚と同列にされるのが我慢できない。
「海」神の娘なのに、元が川魚というのも癇に障る。
「誰もその名で呼ぶでない!」
と言い出せたらそれで良かったのだが、
呼ぶ周囲に一遍の悪意もないことが分かっている。
ひらひらと美しく、優雅に可憐。
そう、<金魚>を<公主>をそう認め、称えているだけなのだ。
だから今日も彼の女はため息をつく。
その繊手をひらめかせる仕草がまた、
豪華なひれを思わせることなど知りもせずに。
去年のイベント品の「浴衣(水舞金魚)」を使ってみようと思いました。
ひらひらしていて、きれいです。
ただインパクトが強いので、そう何回も使えません。
(別に使ったっていいのですが)
前日に一度コーデしたのが納得いかなかったのでリベンジしまして。
「天界の剣アスカロン(赤)」はこの浴衣に似合いましたが、
金魚というより赤いのに黒金魚の雰囲気で。
とりあえず、浴衣に何かプラスしようと、
「浮世絵繚乱の艶羽織(赤)」をはおらせました。
赤に赤もどうかとは思ったのですが、赤しか持ってないし。
「ナカヨクナール団の中華帽<R>黄」と
「ナカヨクナール団の孔雀扇<R>黒」で、
和風というより中華寄りにしてみました。
だから<金魚姫>でなく<金魚公主>なのです。
意味はまあ一緒みたいなものです。
「まとう珊瑚礁のきらめきシャボン(白)」と
「まとうおぼろ霞と幻想風鈴(白)」に
「水しぶき舞う海底水流」を重ねました。
それにフレーム「キキ&ララの星の光フレーム(茶)」を更に重ねて、
全体の印象をぼやかします。
背景は海底を意識して「イン・ザ・オーシャン(青)」。
それなりに幻想的になったのではないでしょうか?
<金魚公主>の中身はともかく。