老化や認知症の進行は、急に想定外に進むことがある
- カテゴリ:家庭
- 2020/09/20 06:40:09
母が「典型的なアルツハイマー」と診断された時には頭が真っ白になった。
それが十年前。
「おそらく認知症なのだろう」と予想はしていたはずなのに、いざ申し渡されると悲しくて泣けてきた。
その当時は、認知症の情報を調べれば調べるほど、絶望的な未来しか描けなくて焦りまくった。
夜通しネットで情報を集めまくった。
でも、母の状態は急降下することなく安定した状態が長く続いていたので、気を緩めてしまっていた。
今年に入ってから、母は身体的にも判断力も急激に落ちてきて、少し前までは考えていなかったことが頭にちらついている。
風呂場に手すりをつけたけど、廊下にも手すりが必要か?
車いす生活になるかも?
施設入所も急に現実的になってきた。
そんなお金、ないよ。
10年前のように情報を収集する気力が今の私にはない。
私自身も歳をとってきてることを自覚する。
ネットで調べても、記事を最後まで読み切る集中力がないのだ。
自分の認知機能にさえ不安を感じる。
ケアマネさんと相談していても、話がなかなか頭に入らなくて、うやむやに相槌をうってる。