Nicotto Town



26日 夢の蓄熱材


この物質は67度以上のお湯等から熱を貰って蓄積しますが、67度以下に下がっても蓄積したままで1年経っても蓄熱しています。これを使えば発電所等の排熱を有効利用できます。問題はエネルギー密度で1g当たり何カロリー(ジュール)蓄えられるかですね。スカンジュームはレアメタルで高かいのと他に需要が多いので難しそうです。因みに約60万円/kg

ーーーースカンジウム金属 Sc インゴット価格$5,570.00-$5,685.00 キログラム 10 キログラム (最小注文)

ーーーーーー以下引用

熱水の熱エネルギーを長期間蓄えられるセラミックが発見された 

このセラミックは常温に戻っても、圧力を加えるだけでいつでも自由に熱を取り出せる 

この素材を使えば、発電所や工場の排熱を蓄え、トラックで輸送して再利用することも可能になる ーーー続きはソースで http://nazology.net/archives/64642ーーーーーーーーー 一部抜粋

夢のような蓄熱素材

今回発見された新物質は、「スカンジウム置換型ラムダ5酸化3チタン(λ-ScxTi3−xO5)」と呼ばれるものです。

直径8mmSc2O3TiO2Ti金属の混合粉末をアーク溶解法を利用して作成した新物質のサンプル。Credit: Yoshitaka Nakamura, Panasonic Corporation,Science Advances, doi: 10.1126/sciadv.aaz5264

これは、今回の研究グループメンバーの1人である大越慎一教授らが2010年に発見した新種の結晶構造の一部を、スカンジウムに入れ替えることで合成された新しい物質です。これは非常に安定した物質で、1年経過しても変化することがありませんでした。

しかし、圧力を掛けると瞬時に相転移を起こしたのです。

相転移は、基本的には氷が水になったり、水が水蒸気になったりという状態の変化をいいますが、今回の相転移は構造相転移というものです。

これは固体物質の結晶構造だけが変化する相転移です。

研究では新物質の元の状態をλ(ラムダ)相、圧力で相転移した状態をβ(ベータ)相と呼んでいます。このβ相は、加熱していくと67℃付近で吸熱のピークを迎えて再びλ相へ戻ります。

これはどちらも固体ではありますが、β相の方がλ相よりエネルギー状態が低いので、水などに置き換えるならばβ相は氷で、λ相は水のような状態とイメージすることができます。しかし、λ相は極低温まで温度を下げても、温度変化でβ相へ戻ることがありませんでした。

これはβ相とλ相の間に、エネルギー障壁があるためです。

本来氷(β相)になるはずの水(λ相)が、温度を下げても相転移しないとなると、これは相転移によって本来放出される熱エネルギーが保持されている状態になります。

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2020/09/28 23:32
ピンクの亀様
こういう記事はそうなんだと理解するだけでいいと思います、
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2020/09/28 23:31
m様
氷河期が来たら使い道がありそうですね。
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2020/09/28 23:30
taka546様
出し入れは自由そうですが、実用化までは距離がありそうです。
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2020/09/28 06:00
難しい...(-ω-〃)ゞ
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2020/09/27 21:44
いいのかな?よくわかりませんが、便利なものが出来たら良いなぁ~何が出来るかわからないけど(-.-)
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2020/09/26 09:46
エネルギー保持能力、凄いですね。
出し入れが自由なら夢が広がりそうです。



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