Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~魔女1



「魔女ではない服アイテムで魔女にしよう」企画その1

メインは「カクテルドレス(カリーノ)紺」。
それに合わせて「干支集う森のシンプルハット(紺)」と
「レースアップモダンブーティ(青)」。
イベント用の「ハロウィンナイトの大鎌(紺)」を持ち、
「ハート怪盗の黒マント」をはおれば、なんか魔女。
使い魔にオオカミも召喚。

最近、リアルでも結構紺が好きになってきた。
ところでニコタアイテムの「青」と「紺」の差が微妙。





リアル趣味のおはなし。
私は万年筆沼の住人である。
夏場は汗でインクが滲むのでほぼ封印しているが、
涼しくなってくたこと、以前から欲しかった万年筆を入手したことで、
今まさに万年筆モードになっている。
おそらく、生きている間に使いきれないであろうインクの山を
消費せねばならない。

さて、私は天邪鬼である。
万年筆といえばブルーブラックのインクを思い浮かべる人も多いかと思う。
たしかに、ブルー系のインクを使うと、その濃淡がとてもきれいに出る。
でもだからこそ。
そして万年筆はあくまでも道楽アイテムなので、
なるべく青系インクは使わないし買わない、としてきた。

それでもある程度の数は持っているんだけどね。
分母が大きければ少量でもそれなりというお話。
ちなみにインク瓶はたぶんおそらく200前後あると思う。
元々100以上持っていたのに、父のインクを引き取ったからだ。
そして、父は正しく万年筆を使っていたので、
青系と黒が増えた。
何で同じメーカーの同じ色を何個も持っているのか。
血を感じる。

父から引き継いだのは、勿論、万年筆本体も含まれる。
それこそ自分では購入しないメーカーだのサイズだの素材だの色だの……
まあ? 所有アイテムの幅が広がったと言えるでしょう。

そんな中の一本。
Graf von Faber-Castell
「グラフ・フォン・ファーバーカステル」と呼ぶ。
元々はドイツの鉛筆屋さんの最上位アイテムが
この貴族位「フォン」のつく通称「伯爵シリーズ」。
そこの、スターリングシルバーの万年筆だ。

私は重いペンが苦手なので、金属軸の万年筆は少ない。
そして、全体がシルバーの万年筆なぞ、重くて長時間使えない。
しかも放置しておくとすぐ黒くなるし。
でもね。
ここのデザインはすっごく好きなの!憧れてたの!
シンプルで機能的でありながら豪奢にならず品があって。

一番の問題は、私には微妙に似合わないってことなんだよね。

そしてこのペンに似合うインクは。
悲しいかな、青なのである。

さて処変わって、スイスにカランダッシュというメーカーがある。
ここのインクが、それはもう、発色が美しい。
そして、旧ボトルの瓶のデザインが美しい。
しかも高額。更に上げ底。
さすがに自分では3色しか持っていなかった。
…父が青系2色を持っていた。
伯爵さまにはこちらを使っていただくことにした。
だって、私のメイン収集インクカラーである、赤・ピンク連合は
本気で似合わないからだ。

気が向いた時にだけ書く日記(それは日記と呼んでいいのか)がある。
この日記は、万年筆で書く、というのが大前提。
他の筆記具は却下。
で、日ごとに万年筆とインクを変える。
伯爵さまは、外出にお連れするには重すぎ……
とかく自宅内専用である。
きまぐれ日記すらないと伯爵さまを使用する機会は本当にないのだ。


ところで、万年筆というのは、むき出しでごろごろとペンケースに入れるのに
100%向かない筆記具だ。
何せクリップなどの金属パーツがあるので、一緒に入れていると傷がつく。
時に、取返しがつかないほどのダメージもあったり。

なので私は、よく使う万年筆にはお手製の個別用カバー、
<ペンシース>を作っている。
早い話、箸入れみたいなのを布で縫っているのだ。
一応、それぞれの色やイメージに沿って作っているのだが、
困ったことに、伯爵さまにぴったりな布の印象がない。

いや、ベルベットやベロアなら似合うだろうけど、
奴らは取り扱いが面倒で縫いにくいのだ。
そして我が家における布在庫は7割コットン3割シルクである。
シルクは着物の端切れとか反物なので伯爵さまにはオリエンタルすぎる。
モンブランやペリカンの愛用ペンもコットンで作っているので、
伯爵さまにも庶民のレベルで妥協いただきたいのだが。




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