Nicotto Town



米大統領選に激怒する。


全世界のFree ファン、激怒しましょう。
あ、ジャンルとしてのフリーでも、レッチリのベースでもありません。
ブリティッシュ不世出のバンド、Free の話です。

テレビで米大統領選挙報道の最中、
突然Free の大ヒット曲『All right now』が流れた。
どうやら現副大統領が集会で流してるようです。

他国の政治に干渉する気はないが、いますぐやめてくれ。Rigit Now !!
ポールロジャースやサイモンカークが許可したとも思えん。
ポールコゾフもアンディフレーザーもあの世で泣いてるぞ。

昔、某スポーツ用品メーカーがTVCMで、
ビートルズのレヴォリューションを使ったら、
非難が殺到し確かお蔵入りしたはずだ。あれよりヒドい。

今の米大統領、今世紀の米国を正しく体現してると思うから、
彼らや米国民の姿勢信条に文句をいうつもりはない。
俺が愛し、心酔してるロクデナシ音楽を援用 しないでほしいだけなのじゃ。

怪しい宗教団体が集会でアイラーの『ゴースト』使ってたり、
マルチ商法の集会でローランドカークの『溢れ出る涙』が流れたら、
イデオロギー云々にではなく、選曲に腹立つでしょ。ね。

どうせ使うなら現大統領は、これもイギリスの至宝、
The Who の『The real me』を使うのが宜しい。
ピートタウンゼントなら嘲笑しつつ許可を出すのではないか。

(10/15追記)

調べたら、数々の大物が現大統領陣営に楽曲使用中止を求めてると判明。
ポールロジャースは弁護士まで介入させたらしいが効果なし。
迷惑被った連中を列挙すると、使った方々の露骨な意図がミエミエ。

2015 ニール・ヤング
2015 エアロスミス
2016 R.E.M
2016 ローリング・ストーンズ
2016 クイーン
2016 アース・ウインド&ファイアー
2016 ポール・ロジャース
2016 ジョージ・ハリスン(遺族)
2018 プリンス(遺族)
2018 ガンズ・アンド・ローゼズ
2020 トゥイステッド・シスター
2020 トム・ペティ

ロック好きなら分かってくれるでしょうが、WASPの時流に乗れない
下層白黒労働階級にウケるバンドのヒット曲を並べてるわけですよ。
支持層が浮き上がってきますよね。なんか凄く納得のいく話だ。




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