読書感想文⑤国境の南、太陽の西
- カテゴリ:日記
- 2020/10/16 18:52:00
国境の南、太陽の西
村上春樹
-あらすじ-
あの日なら、僕はすべてを捨ててしまうことができた。
仕事も家庭も金も、何もかもをあっさりと捨ててしまえた。
――ジャズを流す上品なバーを経営し、
妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、
十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。
会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていって――。
日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く長編小説。
-感想-
主人公の奥さんのユキコさんはどこにでも居そうな女性かな、
その上趣味も合わなさそうなので、
主人公には刺激が足りなかったのでは無いかと感じた。
でも実際のところ結婚相手に選ぶ人はこんな人だがいいと思った。
不満という不満も特になく幸せで申し分のない生活をしているのに、
何かが満たされない感じがしたりとか、
自分という人間以上のことをしているような気がして
それに罪悪感を抱くという主人公の気持にとても共感しました。
ある年齢に達すると人は虚無感にさいなまれる。
これでいいのか?もっと違う人生を若い時夢見てたはずだ。
幸せな家庭で仕事も順調にいってるのに・・・
そこに初恋の人が現れたら自分ならどうするだろうか、
考えながら読み進めていきました。
誰もが変わろうと思い、違う道を行こうと思い、
結局元の道へと戻っていく。
戻れたらいいけど戻れなかったら孤独が待っている。
(家庭を持ってる女性が読むとタダの不倫の話だとお叱りになるかも・・・)
村上春樹の小説は、全部2・3回読んでいます。
世界観が好きなのと主人公と考え方や生き方にある共通点があって
物語に入り込んでしまいます。
りぶさん
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
うんうん!
復帰されたら連絡ください!
お元気でね^^
その時コメントは残さなかったのですが
こちらの日記を広場で見かけて、わたしも読んだことある本だったので
訪問させてもらったのが最初だったかな(*´σー`)エヘヘ
今後、長期でニコタをお休みすることにしました。
海ちゃんのことはお気に入りさせていただいてますので
いつかニコタに復帰した時はまた遊びに来ますね♪♪
その時はどうぞよろしくお願いします。
読書のこと、お料理のこと、また教えてくださいね。
海ちゃんお元気で素敵な毎日をお過ごしください
ありがとうございました(〃´∪`〃)