多分ぶよ
- カテゴリ:美容/健康
- 2020/10/16 22:59:27
うちの会社の裏には、昔は社宅だったというぼろ屋がある。
どのくらいぼろかと言うと、玄関を突き破って木が生えている。
しかも、これは私が入社してから判明したことだ。
それまでは全く手入れされていない廃屋だったのだが、さすがにご近所に悪いだろうと雑草だの蔦だのを少しずつなくしていったら出現したのだ。
さすがに私もこれは切れない…。
それでもいろいろ生えていたもろもろを切ったり刈ったりしてきたお陰で「ちょっと木が生えただけのまだ見られる廃屋」になってきた、と自画自賛しつつ、先日もまた大量に出たごみを詰め、さあて帰ろうと自転車に乗ろうとしたら、左足が痛い。
靴下の線あたりだから、変なところに蚊に食われてこすれたのかな、と思っていたが、家についてよく見るとものすごく地ばれしていて、頂点の皮膚に穴が開いている。
あれ。
もしかして変な虫だったのかなと思いつつ、昔「アブに刺されたらこれじゃないと」と言われて買った塗り薬を塗って寝た。
翌日、もっと腫れていた。
が、木曜は休診が多い。
近所の皮膚科は、休診と、「ものすごい藪」で評判なところ。
私にとっては仕事休みの日なので、家事に忙しい日でもある。
ドラッグストアで「すごく効く」という塗り薬を買って塗った。
本日、やばいくらい腫れていた。
刺されたのはすねの真ん中くらいなのに、くるぶしまで腫れてきている。
周りの皮膚も、まだらに色がついている。
しかも透明な体液がどんどん垂れていく。
あ、これはまずいわ。
昨日休診だった隣駅の皮膚科に予約を入れ、会社帰りに行ってきた。
「ぶよでしょう」
とのことだった。
軟膏を分厚く塗ってから、すでに布に塗られた状態の別の軟膏を貼る。
という処置をされたら、痛みが結構引いた。
と喜んでいたが、ちょっと歩くと痛みがぶり返す。
ひどいと毒素がリンパ節に入って全身に回り、顔なども腫れるのだとか。
ネットで調べたところ、刺されてすぐに患部を絞って毒を抜くべきだったらしい。
そういえばそんな話をいつか聞いたことがあったかもしれない。
残念ながら、痛みを感じてすぐは単に蚊に刺された部分が悪かったとしか思っていなかった。
ちなみに、虫除けスプレーはつけていたのだが、そのくらいではだめでハッカ油が効くらしい。
今度自作するかな。
旦那はどこか嬉しそうに
「ぶよは治るまで長いんだよなー。1週間くらいすると今度はかゆくて仕方なくなるんだよ」
と教えてくれた。
立っているのもつらいので、皿洗いをしてほしいと言ったら
「俺、今日はふろを沸かしたから」
と去っていった。
おかげさまで、皮膚科の薬を塗ったら3日で腫れが引き、今は少々痛むくらいになりました。
80歳代の工場長は「若い頃よく刺されたけど、こんなに腫れなかったけどね」とリンパ液にじむ私の足を見て驚かれていました。
おかげで今週はそんなに当たりが強くなくて、よかったよかった。
立ってるのもつらいとは結構なダメージ。
大事にされてください~。