そんなの将来役に立たない
- カテゴリ:日記
- 2020/10/18 10:11:47
昭和の昔のことじゃった
中学校に入学して
入る部活を決めるときのこと
クラブ紹介で
本や印刷物などを 点字に書き直す
点訳奉仕部 という珍しい部があった
やってみたいと思った
母に話すと
そんなの将来役に立たない
じゃあ できそうなところで 手芸部
そんなもの 家でできる
母はそのころ趣味で
フランス刺繍などの手芸を習っていた
運動部にしなさい
テニス部に入りなさい
担任の先生に 入部申し込みに行くと
先生も 将来役に立たない
の言葉に 首を傾げていたけど
母の言うとおり テニス部に入った
ところがわたしは 運動が苦手だ
別に体育の授業が嫌いなわけではないが
細いバットにボールを当てるとか
ラケットにうまくボールを当てて
打ち返すとか
わたしにすれば 当たる方がおかしい
小学校の体力テストでは
ボールの投げ方がおかしいと
先生に笑われた
しかも テニス部はその頃人気で
新入部員30人とか 多過ぎる
校舎裏の中庭に
コートはギチギチに一面だけ
新入部員は
2年生から少し
素振りを教わっただけで
部活の時間はほとんど
中腰で球拾い
少しも面白くない
部活は行かなくなって
放課後は
友達と教室で楽しく遊んでいた
2階の教室の窓の外では
テニス部の新入部員が中腰で
辛い球拾いをやっていた
お母さまは 自分でタイプライター
持っていらっしゃったんですか
二十歳で就職してから
夜 タイプの学校に通ったことがあります
和文タイプだったので 難しくて
挫折しました
それから10年後には
ワードプロセッサーが普及して
和文タイプは元々必要なかったのだと
わかりました
一緒にタイプの学校に通った友だちは
英文タイプでした
こんなことなら 英文タイプで
タイピングを習っておけばよかった
実家に、その噂の・・・タイプライターがあります。
紙と転写のカーボン紙を挟んで、キーを叩くんです。
あれは、PCの入力というか・・・
指の力加減が下手だと、かすれちゃったりするので、
ピアノ的かも?w
昭和10年代生まれの父は、
おばさんがお寺に嫁いだこともあり、
戦争・戦後の子だくさん家庭で大変なこともあり、
お寺に預けられることがあって。
男の子だけど、華道を習ったっていってました。
お寺で、寺子屋みたいに読み書きだけでなくって、
今でいう、お稽古事なんかを教養として、
習えた時代・・・なんですかね。
今なら、なんとか流の先生に習えば、
月謝だの、お中元お歳暮だのから、
要らなくても免許を買わなくてはならず、
金のかかることですのに・・・ねぇ。
と、思いました。(笑)
わたしと同世代のお母さまと
その親世代ですね
まさに同じことを経験していますよね
でも
華道が役に立たないとは思えないし
役に立つか立たないかの
基準というのも 何だかなぁ
高校生の頃までわたしも
学校は 将来の職業のために行く
みたいに思っていたので
その辺の 教育の意味というのが
時代によって
変わってきているのでしょうかね
点訳奉仕部を反対されたわたしより
女の子が華道をやりたいと言って
反対されたお母さまのほうが
もっとかわいそうだ!
その時の先生に受け止めてもらえてよかったですね。
昔の世代は、もしかしたら、学校教育法とかが違って
「部活」=「選択授業」だとか思っていたんでしょうか。
私の母は華道部に入りたかったようですが
母の母に、役に立つ「洋裁部」にせよと言われ従ったそうです。
私もテニス苦手で^^;
ラケットの、柄の部分からボールが抜けて行っちゃう^^;あれ?
運動部に入らないで
文化部に何か入りました?
タイプライター部なら入りたかった
中高生の時
英語の教科書の
英文移し書きがめんどうで
オリベッティの英文タイプライターが
ずっと欲しかった
英文タイプ カナタイプやってたら
今バリッバリ ブラインドタッチで
PC打てるよね
部活の選び方 正解だったんですね
兄弟と同じ も正解だと思う
遺伝的に同じ素質持ってたりは
しますよね
将来役に立つかは
わからないとしても
苦手なものをやらせる意味が
わかりませんね
長続きできるのは
得意なこと 好きなこと ですよねぇ
苦手なことやらせてどうする!
と思います
いくら自分が得意だったからって
子どももできるとは限らないじゃないの
子ども見てればわかるだろ 親なら
と思いますよね
苦手なことが続くわけがない
全然面白くも楽しくもない
お母さんは。
将来の役に立つことかぁ・・・。
あるかどうかわからないけど、あの時代であったら役立ちそうな部活って。
タイプライターとか?海外の人と文通とか?
花嫁修業的な・・・華道・茶道・作法とか?w
まぁ、昭和40年代といえば、高度成長期で、
戦後ようやっと生活に余裕のでてきた頃だから、
「どういうもんだか?」ってことも、
多かったんだろうけどねぇ。
中学は、校内暴力だの、先輩の後輩いじめ(しごき)だのが流行した時代で、
ビリビリ、皆でいびられたなぁ・・・。
お陰で?無駄に体力がついたので、
高校もテニス部に入って、そこはいじめもなかったし、
ペアが勝気な子で、ひっぱってくれて、
大きな地区大会で、ダブルス2位という成績をおさめることができました。
幼少期病弱だったので、あえて、自ら運動部に入ったんですが。
どこがいいかわからなかったので、安易に、きょうだいと同じとこ入ったんですよねぇ。
「好きなとこ入れる」って言われても、
何が好きなことか、分からない環境でした・・・。
俺の弟もピアノをやりたがってたんだけど、
親が男の子のイメージはサッカーと野球ってんでスポーツをやらされてたよ。
全然運動の才能が無かったんで笑い者にしかなってなかった。
俺も韓国語を韓国人から教わろうとしたら、
「韓国語なんて何の役にも立たない」と言われた事があったよ。
今ほど韓国語もメジャーじゃなかった時代だったから。
アイツ、許せん。韓国語人気出て来たじゃないかって思う。