通行止めだとぉ~ 道東旅日記3
- カテゴリ:タウン
- 2020/10/31 00:57:01
仮想タウンでキラキラを集めました。
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ショップ広場 | 4 |
ビーチ広場1 | 4 |
湿原内を貫く道から、建物は何も見えない。
車も通れる道なのに、街路灯さえないんだから。
低木の向こうに白い鳥がチラッと見える。
白鳥なのか、丹頂なのか・・・
(後で地元の人に丹頂を4羽目撃したって話を聞いたけど)
実は、この道を歩くことを断念せざるを得ない状況に陥っていた。
今年最後のノロッコ号で終点の塘路駅に着き、
駅舎内の喫茶店でコッタロ展望台までの道を再確認しようとしたところ、
「橋が壊れて通行止めになってるから、行けません」だとぉ~
釧路に着いた夜に聞いたガイドはそんなこと言ってなかったのに・・・
このままノロッコ号で引き返すのもシャクだから、
次の網走からの列車まで1時間あまりあるから、
その時間まで近辺で行ける所はないかと尋ねると、
「塘路湖なら行って戻って来られますよ」。
仕方がないから塘路湖に向かった。
水辺まで行って山々や波も立っていない湖面を眺めていた。
水鳥を見てるのも飽きてきて、湖に沿う道を歩いてたら
湖にせり出した所に遊歩道があった。
ベンチで老夫婦が話すでもなく、お茶を飲んでいた。
その脇を抜けるとアイヌの集落跡とか保存されている。
こんな厳しそうな環境の中で、茅葺の小屋で暮らしていたのか・・・
遊歩道を抜け駅まで戻ると、
駅前のアイスクリーム屋のおじいさんと目が合った。
近づいて「コッタロ展望台まで行こうとしたけど、行けませんでした」
と話しかけると、
「車はダメだけど、歩いてなら行けるよ」
「ホントですか! でも、時間をロスしちゃったので・・・」
「もうすぐ閉店するから、壊れた橋の手前まで送ってやるよ」だって!
次の列車は18時過ぎ。
ってことで、まだ5時間あるから、その言葉に甘えて
通行止めの表示があり、ロープが張られた橋まで送ってもらった。
スマホを見て調べたりするのは極力しないで、
すれ違う人に道を尋ねたり、情報を得るようにしてる。
グーグルマップなどに頼らないから道によく迷うけれど、
それも旅って割り切れば楽しささえ感じるのだ。
だから、躊躇うことなく人に声をかける。
誤情報もなくはないけど、このおじいさんのような親切な方にも
出会えるってものだから。
こんなことがあったから、より一層この道を歩けた喜びは強い。
まだ、コッタロ展望台まで着いてないのにこんな長い文になってしまった。
ともあれ、展望台から塘路駅までの帰路まで書かなくちゃ。
ってことで、また次回。
この前後の文は、まだ読んでないでしょ。
車は確かに便利だけど、伊藤クンみたいに事故を起こすし、
歩くからこそ見られる風景を見逃すし、北海道の鉄道を滅ぼしていく。
スマホに頼ると人に道を訊いたりする出会いは減るし、
信用できない店情報に振り回されることになるし。
釧路の人から聞いた「かど屋」のラーメンは
情報誌で一番人気という「河むら」より美味かった。
この塘路での旅でも何気ない地元のラーメン店に入ったんだけど、
味はともかくおばちゃんと話したり、サービスでコーヒーまで出してもらったり。
繁盛店ではまったり話をするなんてできないからね。
あっ、この件は道東旅日記6で書く予定だった・・・
スマホに頼らない旅、本来の姿なんだろうな。
そう、ツアーでない旅は面白いのです!
ツアーは効率的かもしれないけど、
名所巡りを点で結ぶようで何も残らない・・・ような。
まだまだ旅日記は続くのであります。
どういうわけか、人に助けられてばかり。
長崎の島原でも、カワイイ娘に駅まで連れて行ってもらったり、
焼津ではバスに乗るのがイヤであちこちブラつき過ぎて港までの道が分からなくなり、
住宅街で出会った女性に美味い寿司屋まで車で送ってもらったり・・・
(断っておきますが、僕はヨボヨボの爺さんではありませんよ)
ハッピー ハロウィンって言われても、
どうも実感がないんです。
昔からずーっと違和感しかなくて・・・
の旅でしたね~なんちゃって、
下手な感想書いたら、素敵な思い出けがしそう^^
でも、ほんとにとっても素晴らしい旅でしたね~m(_ _"m)
黙って通過していたら、行けなかっただろうところにも行けて、よかったですね。