ノートPCのSSDクローン(覚書)
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2020/11/03 19:08:40
10年前のノートPC、HDD→SSDクローンに初挑戦で成功しました。
早い早い。以前は3分近くかかっていた起動が1分を切りました。
Crystal Disk Markで見ると、読み込み60MB/sだったのが280MB/sに大躍進。
予習を数週間やって挑戦したのが良かったのかもしれません。
Amazonのタイムセールで480GBのSSDが4500円だったのでポチり、
一番安いSATA→USBケーブルも頼み、費用は5200円。みんなやるわけだ。
以下は備忘録、興味のある方の参考になればという老爺心です。
OSやアプリ、環境ごと丸ごと移すなんてプロの技だと思ってました。
今はそれが素人にも、安価にできてしまう。素晴らしい時代です。
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1、下調べでやっておくこと
・自分のマシンと同じ機種の分解手順(写真でも動画でも)
・EasyUS todo Back UPという無料ソフトを使った成功例・失敗例の研究
・BIOSのアップデート(これをやってないため失敗した例がある)
・自分のマシンのHDDがMBRかGITかの確認(システムクローン成功率UP)
・失敗しても動じない準備(バックアップ/予備のPCの用意)
2、SSDやケーブルが届いたら
・ケーブルの接続は慎重に(ケーブル不良や接続不良の失敗例多し)
・SSDのフォーマット(MBRかGITかを必ず合わせておく)
・EasyUSのインストール(最新版よりも成功事例の多い11.5あたりを推奨)
3、いざ開始。見慣れぬ警告は別のPCで調べ対応
・システムクローン……最新版では選べない。11.5推奨の理由。
・高度なオプション……必ずSSDに最適化というやつをチェックする。
・パーテイション云々の警告……調べてコマンドプロンプトでリセットし再トライ。
・進まないよ!……私の場合USB2.0で200GBの作成に4時間半以上かかった。
・止まって動かない……元のHDDに不良セクタがあると起きるらしい。
4、終わった!
・SSDのドライブ名が変……対応しないで大丈夫。あとで勝手に直る。
・SSDに未割り当て領域がたっぷりある……ディスクの管理でボリューム拡張。
・SSDを外せないぞ!?……抜くと失敗の可能性大きい。マシンの電源を落として外す。
5、いよいよ載せ替え
・分解は工具を揃え広い場所で……やたら面倒な機種もたくさんあります。
・2.5mmスペーサー……取り付け場所によっては代用品やクッションでもいける。
・取り付け後ネジを固く締めない……また開ける可能性も十分あります。
・元のHDDは?……暫くはそのまま保存しましょう。SSDがトラブる失敗例もある。
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機種によってはBIOSから起動順の設定をする必要があるそうですが、
私の場合は何もせず、電源入れたら普通に立ち上がりました。拍子抜け。
運も良かったのでしょう。失敗例、苦闘例もたくさんありますし。
10年前のPCに現行パーツがすんなり馴染むというのは凄いことです。
上司がPC家電説を唱え、PCは消耗品と考えろって言ってましたが、
一概にそうとも言えないのを実感しました。技術革新の恩恵ですね。
コンニチワ。BIOSの画面って青くてぶっきらぼうで、起動後あの画面だと慌てると思うんです。
DOS3.1の頃、知り合いにPC操作教わったおかげでコマンドプロンプトは慌てずに済むんですが。
いずれにしろ成功したのは運が良かったのでしょう。デスクPCもやろうか悩んでます。
わたしはおっかなくってマザー買ったときに、その時点で最新のアップデートすましたの買ったりしてます。
何はともあれ、おつかれさまでした!