枕草子
- カテゴリ:日記
- 2020/11/03 19:18:33
「枕草子」清少納言
「方丈記」を昨日描いたので、
今日は、「枕草子」清少納言を書こうと思います。
枕草子は兼好法師の「徒然草」、
鴨長明の「方丈記」と並び、
日本三大随筆の一つです。
古典で習ったと思います。
春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、
すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
[意味]
春はなんといってもほのぼのと夜が明けるとき。
だんだんとあたりが白んで、山のすぐ上の空がほんのりと明るくなって、
淡い紫に染まった雲が細くたなびいている様子。
この冒頭の文章はとても有名で、
学校で暗記した方も多いのではないでしょうか。
四季のことや月の習わし(行事)
めったにないもの。
呆然としてしまうもの。
はらはらどきどきするもの。
かわいらしいもの。
などなど・・・
最期は、
ー現代文-
ただもう過ぎていってしまうもの。
帆を上げた舟。人の年齢。春、夏、秋、冬。
で終わります。
私が一番好きなのは、第六◯段です。
「男女の別れ際」
-現代文-
男というもの、やはり、明け方の別れ際の姿にこそ、
そのセンスと真情が問われるというもの。
しかたなくしぶしぶと、いかにも起きたくなさそうなのを、
女に無理にせきたてられ、
「もうすっかり明るくなってしまったわ。世間体が悪い」などと言われ、
ちょっとため息なんかついているのは、
本当にもっと一緒にいたいのだろうと思わせる。
指貫袴なども座ったままではこうともせず、
また女にくっついて、
夕べの甘いことばの続きを女の耳にささやき、
そのうちさりげなく帯など結ぶ様子ではある。
格子を押し上げて、妻戸(=両開きの扉)の所まで女を連れていき、
今日の昼間会えない間、
どんなに気がかりで不安だろうかなどと
つぶやきながらそっと出て行く。
そんな別れ方なら、女も自然にその後姿を、
いつまでも名残惜しげに見送ることだろう。
現代の小説もいいけど昔の本もたまにお読むと楽しい!
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
ひ・み・つwww
いや
そうでしょう。
離れがたいからそうなっちゃうアハハハハハ(*^。^*)
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
国文科だったんですね。
この後に反対に即即帰り支度して帰る男を批判してるんです。
男には強さも必要ですが「哀愁」も必要なんですね^^
こういう男は、モテるんですよね^^
こんばんは!(^^)!
コメントありがとうございます。
二人は仲が悪かったという印象が先行していますが、
実際は紫式部の一方的な嫉妬心だった見たいです。
お菓子。。じゃなくて『をかし』の文学と言われています
思いっきり今様に書くと、
もう帰らないとこのあと仕事もあるだろーに
ギリギリまでイチャイチャして、名残惜しそうに帰っていく彼氏さん。
それをいつまでも姿が見えなくなるまで見送る彼女さん。こんなレンアイって尊いね!
当時の政治的背景をイマイチ分かってませんが清少納言と紫式部の仲悪い話は
いろいろ興味をそそられる話でございます。(下世話 m(__)m)
おはようございます^^
コメントありがとうございます。
古典難しいというか授業聴いてると睡魔に襲われる。
そのまま寝てしまうことが多かった気がします。
日陰の恋なのかな・・・
清少納言は女性だから恋愛遍歴の中で
こういう男がいいこういう男はダメって言ってるのか
それとも空想の世界なのか・・・(多分こっちだと思います)
おはよう^^
コメントありがとうございます。
時間がすべてを流していく・・・
古典の授業懐かしいです~難しくて苦手な授業の一つでした。
1000年前も現代も男女の恋愛ってあまり変らないですね。
心が汚れている私には日陰の恋に思えてしまうのですが気のせいですよね。
少し切ない締めくくりなのですね。
味わい深い。
かつての主人だった定子を思い出したりしていたのかな。